赤穂民報

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世界最大級のミカンが豊作

2014年12月28日

  • バレーボールほど大きいバンペイユの果実

    バレーボールほど大きいバンペイユの果実

 「庭の木に、バレーボールくらい大きな実がつきました」と砂子の有田茂さん(86)が本紙に知らせてくれたので見に行った。高さ3メートルほどの木に黄緑色の果実が14個。どれも直径15〜20センチくらいある。
 有田さんの話では、27年ほど前に高砂の鹿島神社へ参拝した際、参道の露店で買ってきた株を植えたものだという。これまで数年に一度の割合で実を結んだが、大きさは普通のミカン。「こんな大きな実がなったのは初めて」と驚く。
 この「巨大ミカン」の正体はバンペイユ(晩白柚)。ザボンの一種で東南アジア原産。大きなものだと、直径25センチ、重さ4キロになる。日本では熊本県八代市の特産で、平成17年に同市内で収穫された4858グラムのバンペイユはポメロ・みかん科の果実で世界最大としてギネス認定されている。
 実は熟すと甘酸っぱくなり、皮は2〜3日陰干ししてお風呂に入れると香りが良いらしい。1個1500〜2000円くらいで販売されている。有田さんは「完熟してから収穫して、お正月のお供えにしたい」と話していた。


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掲載紙面(PDF):

2015年1月1日・第1部(2117号)4面 (8,636,250byte)


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コメント

部屋に置いて香りを楽しみませう

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投稿:熊本のモーさん 2014年12月29日


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