2015年01月19日
激戦から一夜明け、当選証書を受け取る明石元秀氏
任期満了に伴う赤穂市長選を制した明石元秀氏(64)への当選証書付与式が19日、市役所で開かれた。市選管の多田憲子委員長から証書を受け取った明石氏は「赤穂のキャンパスに絵を描くのが首長の仕事。先例にこだわらず、自分の色を打ち出したい」と意欲をにじませた。
式後に報道陣の取材に応じた明石氏は、3月議会に上程する新年度予算案について「すぐに取り入れられる施策は盛り込む」と選挙戦でもアピールした「スピード感」を重視。右腕となる副市長は「内部から登用するか外部から招くか、まだ白紙。次の議会に間に合うように考えたい」と人事にも思いを巡らせた。
前夜は未明に床につき、「眠れなかった」と言いながらも晴れ晴れとした表情。「うれしさとともに責任を感じている。これからがスタート」と気持ちを引き締めた。
[ 社会 ]
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2015年1月24日(2120号)1面 (10,856,849byte)