2015年02月19日
炭火焼きが新発田の人たちに好評だった赤穂産カキの振る舞い
義士を縁にした民間レベルの交流を深めたいと11日、開館1周年イベントを開いた新潟県新発田市の「堀部安兵衛伝承館」に坂越の水産会社が殻付きカキ約100キロを届け、焼きガキにして来場者にサービスした。
同館での赤穂産カキの振る舞いはオープン記念で行った昨年に続き2度目。鎌島水産と功結水産が50キロずつ用意して炭火焼き。奥藤商事が提供した赤穂の地酒「忠臣蔵」とセットですすめた。現地では夏場の岩ガキが主流で、瀬戸内の冬の幸を味わおうと大勢の人が列を作った。
赤穂と新発田は双方の飲食店主たちがカキ、アスパラガスといった互いのまちの特産物を食材にオリジナル料理を売り出すなど交流が活発化。3月29日(日)に開かれる「奥藤酒造まつり」には新発田の親善使節団が来穂し、両市の地酒を飲み比べるコーナーを設けるという。
2年続けて新発田でカキを振る舞った鎌島典子さん(40)は「安兵衛さんが引き合わせてくれた御縁。もっともっと深めて友好都市の関係を築きたい」と願っていた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年2月21日(2124号)4面 (11,489,287byte)
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