2015年02月19日
西有年で建設計画がある産廃最終処分場の是非を考えようと、計画地を歩いて目で確かめる現地見学会が19日にあった。
「梨ヶ原産廃に反対する会」(中川和美夫会長)の主催で昨年8月以降4回目。計画への賛否を問わず参加を呼び掛け、赤穂市と上郡町などから市民約25人が参加した。
一行は約204万立方メートルの廃棄物を埋め立てる予定地となっている梨ヶ原川上流の「論気谷(ろんげだに)」を視察。地図と実際の地形を見比べながら、計画規模の大きさを実感した。谷に降った雨が貯まるため池にも近づき、池の水が川へと注ぐ位置関係を確認した。
初めて計画地を訪れたという有年楢原の60代男性は「ここまで広大で緑の多い場所だとは知らなかった」と谷をのぞき込んでいた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年2月21日(2124号)3面 (11,489,287byte)
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