2015年02月20日
所得段階別の介護保険料(第5期と第6期案の比較)
赤穂市は第6期介護保険事業計画の策定に伴い、平成27年度から65歳以上介護保険料の基準月額を現行の4350円から5100円に引き上げる方針をこのほど固めた。3月議会に条例改正案を提案する。
65歳以上の介護保険料は所得段階ごとに設定した保険料率を基準額に掛けて算定。基準額や保険料率は市町村が取り決め、3年に一度改定する。
改定案によると、現行8段階に区分している保険料率は11段階に細分化。生活保護や老齢福祉年金受給者、公的年金収入と合計所得金額が80万円以下の被保険者については0・5から0・45に引き下げる一方、所得水準が比較的高い層は引き上げる。その結果、新たな保険料率と保険料(月額)は第1段階0・45(2295円)〜第11段階1・70(8670円)となる。
平成29年度は消費税率引き上げに伴う増収分を活用して市民税非課税世帯の保険料率を各段階区分ごとに0・05〜0・25引き下げ、低所得層の負担軽減を図る予定。市医療介護課は「所得水準に応じてきめ細かな保険料を設定した」と話している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年2月21日(2124号)3面 (11,489,287byte)
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