2008年08月21日
実力を出し切っての銀賞に笑顔の尾崎小コーラス部=同校提供
第75回NHK全国学校音楽コンクールの兵庫県大会が20日、明石市民会館で行われ、尾崎小が2年ぶり4度目の銀賞に選ばれた。昨秋に新チームがスタートしてから最大の目標としていた大会。練習の成果を十分に出し切った。
同校の演奏テーマは「歌で気持ちを伝える」。基本となる発声練習に最も時間を割いてきた。3月に課題曲が発表されると、歌詞を何度も朗読。「俳優になったつもりで」言葉に感情を込めた。
大会1週間前には作曲者本人を招き、市内からコンクールに出場する4校で合同練習。曲の意図を教わったことで演奏にメリハリがつき、表現力もアップした。
コンクールの舞台に立った部員らは緊張することなく、「練習どおりのハーモニー」(安部智子教諭)を響かせた。審査員からは「トレーニングされたいい声で言葉がはっきりしている」「リズム感もよく変化に富んだ構成」など、金賞受賞校にも劣らないほどの高評価を集めた。
指揮の安部教諭は「6年生を中心に自主的に練習してきた成果。今持っている力はすべて出せた」と納得の表情。さらに歌声に磨きをかけ、10月のMBSコンクールで上位を目指す。
なお、塩屋小が銅賞、坂越小が県教育委員会賞を受賞した。
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掲載紙面(PDF):
2008年8月23日(1809号)4面 (7,667,133byte)
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