2015年03月07日
先月1日に開催された「赤穂かきまつり」の来場者アンケートの集計結果がこのほど公表。全体の約9割が市外からの来場者で、6割近くが前回までにも来場したことのあるリピーターだった。
アンケートは、開催上の課題や問題点について把握することなどを目的に「赤穂かきまつり実行委員会」が実施し、503人から回答を得た。
集計結果によると、赤穂市以外の兵庫県内から来場した人56・7%。県外からは31・4%だった。市内在住者は9・5%で1割に満たなかった。
会場までの交通手段は自動車が84・9%で圧倒的に多く、電車利用は7・6%。初めて来場した人(40・4%)よりもリピーターの方が多く、「5回以上」と答えた人も13・1%あった。
交通費や食事代を含めた当日予算は「5000〜1万円」(40・2%)と「5000円以下」(39・8%)がほぼ並び、「1〜2万円」(11・9%)、「2万円以上」(5・6%)と続いた。
赤穂のカキを知っていたかどうかについての問いには、昨年以前から知っていた人の割合が83・1%。72・8%だった昨年より10・3ポイント上昇し、知名度の高まりがうかがえた。
意見・要望を記入は127件あり、そのうちの55・1%は「美味しいカキをありがとう」「盛大でびっくり。良い雰囲気」などと好意的な内容。一方、即売会が開場1時間で売り切れたことや列に並ぶ際のマナーの悪さなどへの不満も多かった。実行委は先月24日に開いた反省会にアンケート結果を報告。「いただいたご意見、ご要望を次回の開催に反映したい」と話している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2015年3月7日(2126号)3面 (12,919,077byte)
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