2015年03月15日
「売り手市場」と言われる中、企業が熱心に自社をPRした就職フェア
西播磨県民局などが主催した若者向け合同企業説明会「西はりま就職フェアinあこう」が14日、加里屋中洲の赤穂市民会館で開催。市内や近隣に事業所のある企業29社がブースを構えた。
来場者が自由にブースを回れるスタイル。参加企業はテーブルに着いた学生たちにパンフレットや映像を使い、時間をかけて丁寧に自社の特長を説明した。会場全体へ向けてPRできるプレゼンテーションには11社が参加し、採用担当者が福利厚生、新人研修などをアピールした。
就職氷河期から一転、景気回復への期待感から企業側の採用意欲は高まりつつあり、昨年度から採用環境は求職者優位のいわゆる「売り手市場」とされている。主催者によると、セミナーへの参加申し込み企業数は初開催だった昨年を上回り、会場に収まらないことから数社を断ったという。一方、来場者数は前回と同じ約100人で、同日に大手就職情報サイト主催のセミナーが姫路であったためか新卒生の参加は約4割にとどまった。
コンビニ向け製氷で業績好調な姫路市の「本田冷蔵」は、自社製のかち割り氷が入ったコーヒーをブースで提供。営業部の浜崎真也係長は「製品のことを知ってもらうための工夫。太子町に新工場を作ったので人材を集めないと」と熱心だった。
[ 商業・経済 ]
掲載紙面(PDF):
2015年3月21日(2128号)4面 (10,652,241byte)
コメント
凄腕になってね。
投稿:仕事の流儀 2015年04月01日
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