2015年05月02日
私の部屋を掃除する大家さんと家事手伝いの学生
今日は部屋の掃除をしました。日本と同じように箒で掃いて、雑巾がけをして、「終わった」と思って一息つこうとしたところ、その様子を見ていた大家さんがやってきて、「セネガルではこうやって掃除するのよ!見てなさい!」といって部屋に入ってきました。
何をするかと思えばバケツに水と洗濯洗剤を入れ、それを床に撒き、箒を使ってこすりはじめました。こちらは道がコンクリートや石ではなく砂なので、窓から砂がたくさん入ってきます。そのため、掃いただけではきれいにならないそうです。
「洗剤を使ったら部屋のにおいがよくなるよ」と得意げに話してくれました。こすり終わった後は撒いた水を雑巾で拭き取ります。雑巾がけの方法も日本とは違って、後ろ向きにゆっくり進みます。もう一度水ぶきをするのかと思いきや、洗剤をふきとっただけで終了。「次は見てるから自分でやってみなさい」と言われて、隣の部屋は自分で全部やってみました。とてつもなく疲れました。
前回、町にゴミがあふれている様子を紹介しましたが、家の中はその反対で、いつもきれいです。毎日家事手伝いの人か、奥さんが家中を掃除します。衛生面の意識も低くなく、食事前の手洗いは欠かしません。セネガル人はきれい好きなのか、そうでないのか。謎は深まります。
[ チコのセネガル通信 ]
掲載紙面(PDF):
2015年5月2日(2134号)3面 (10,742,716byte)
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