チコのセネガル通信(4)セネガル名は「ヤッシン・カ」
2014年11月01日
語学訓練の先生と前田智帆さん
日曜日を除いて毎朝7時過ぎに家を出て、8時から1日6時間語学を勉強しました。1コマ2時間という長丁場で、集中力にかける私にとってはとてもしんどかったです。
文法の詰め込み、わからない単語の多さ。会話力が伸びず、何も考えたくない時期もありました。その時の励みはご飯と家族でした。語学学校でも家でも、毎日おいしい料理を出してくれました。拙いウォルフ語を使って意思を伝えると、少しのことでも家族がほめてくれました。とっても救われました。
休日は一緒に語学訓練中の隊員とマルシェに行って、お気に入りの布を探したり、日本食を家族に振る舞ったりしました。
そして、10月29日に3週間の訓練が終了しました。この先の活動に十分な言語を習得できたとはいえません。活動先ではまず、言葉の壁に苦しめられることと思います。しかし、お世話になった先生、コックさん、家族、友達への感謝を思い出しながら乗り越えていきます。
* * *
◎前田智帆さん=坂越出身。津田塾大学で国際協力活動への関心を高め、卒業後に青年海外協力隊員を志願。今年9月から2年間の任期で西アフリカのセネガルへ赴任している。
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掲載紙面(PDF):
2014年11月1日(2110号) 4面 (11,736,104byte)
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