千種川生物調査の冊子刊行
2015年07月18日
ライオンズクラブが刊行した『千種川の生態 第42集』
昨年8月から9月にかけて会員と小中高生ら延べ約460人が流域52カ所で川に入り、「きれい」な水質に生息するカワゲラや「きたない」水質でよく見られるスジエビなど、指標となる生き物を採取した。
赤穂市内では調査地点6カ所すべてで水質II(少しきたない)と水質判定。昨年の調査で水質I(きれい)だった下高野、大津川はランクを一つ落とした。有年橋、北畠、高雄、加里屋川は昨年と同じだった。
流域全体では、水質Iに判定された地点の数は昨年の13から17に増加した。4919(一昨年)から2210(昨年)に減っていた個体数は3727に回復。調査結果を考察した「千種川圏域清流づくり委員会」の横山正さん(54)は「夏の水量が豊富だったため、大規模な河川改修工事が続く中でも水質と環境が予想よりも良好に保たれたと考えられる」と分析している。
冊子には調査に参加した子どもたちの感想文も掲載。色波蔵之介君(高雄小6年=当時)は「アユもいるので千種川はきれいな水だと思います。自然はすばらしく、これ以上よごしてはならないと思いました」と寄せている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年7月18日(2144号) 3面 (11,967,486byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂中吹奏楽部 第30回定演 初級点字講座の受講者募集 駐車場に貯水も 総合治水計画案 [ 社会 ] 2012年09月15日市内小中学校の「いじめ」昨年度10件 [ 子供 ] 2012年09月15日唐船海岸ぬかるみ対策を初会合 [ 社会 ] 2012年09月13日祖父母参観で孫とダンス [ 子供 ] 2012年09月11日千種川の生物調査、今年で40年 [ 社会 ] 2012年09月10日お母さんは“科学者” [ 子供 ] 2012年09月05日美容師が福祉施設を奉仕訪問 [ ボランティア ] 2012年09月04日児童がJR乗務員に感謝の花束 全線開業から半世紀、赤穂駅で祝う [ 社会 ] 2012年09月03日「批判的パートナー」第三者委が初会合 [ 社会 ] 2012年09月02日第三者委の人選、“密室”で承諾 [ 社会 ] 2012年09月01日人事の審議前に「着任あいさつ」 [ 社会 ] 2012年09月01日35年目の海岸清掃奉仕 [ ボランティア ] 2012年08月30日
コメントを書く