「産廃処分場反対」上郡町長に嘆願
2015年08月26日
嘆願書を遠山寛町長に提出した「梨ヶ原の産廃に反対する会」
会員8人が町役場を訪問。7月下旬以降に上郡町、赤穂市の住民と団体から集めた嘆願書144通を遠山町長に手渡した。
嘆願書は、「先人から受け継いだ豊かな自然環境を私たちは未来に引き継いでいかなければなりません」とした上で、住民間で賛否が分かれている産廃処分場計画について、「手をこまねいている状況ではなく、市町の枠を超え地域全体の問題として考える時」と提言。「上郡町のみならず、下流域の赤穂市・相生市・家島などにも影響を及ぼす問題」と指摘し、早急な対応策を講じるように行政当局に求めている。
会員と懇談した遠山町長は「事業者から事業計画書が提出されておらず、自分の考えを表明する段階ではない」と慎重な姿勢だったものの、「住民の安全・安心が重要。やみくもに賛成するつもりはない」と述べた。
同会では引き続き嘆願書を募る考えで、同会事務局長の東雲紅風さん(69)=上郡町岩木甲=は「表立っては『反対』の声を上げられない住民は多い。今後もそうした声を行政に届ける取り組みを続けたい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年8月29日(2150号) 1面 (10,830,156byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「キラリ輝く大学に」加藤新学長インタビュー [ 社会 ] 2014年10月10日赤穂でも皆既月食を観測 [ 社会 ] 2014年10月09日「身内と思って声掛けを」詐欺防犯訓練 [ 社会 ] 2014年10月08日忠臣蔵かるた看板で「おもてなし」 [ 社会 ] 2014年10月07日関西福祉大学新学長に加藤明氏 [ 社会 ] 2014年10月06日水洗化促進のポスター、標語など展示 [ 社会 ] 2014年10月06日小型家電を回収箱でリサイクル [ 社会 ] 2014年10月02日救急WSの試行運用スタート [ 社会 ] 2014年10月01日相手の顔見て話せる関係を 災害時福祉避難所協定に5施設調印 [ 社会 ] 2014年10月01日「子どもの安全守れ」緊急会議を開催 LCと子どもたちが水生生物調査 土砂災害レッドゾーン、市内49カ所指定へ [ 社会 ] 2014年09月27日林野火災想定して全消防団が訓練 [ 社会 ] 2014年09月23日秋の交通安全運動、駅で街頭キャンペーン [ 社会 ] 2014年09月22日
コメントを書く