耳と足からリラックス、足湯水琴窟
2015年08月29日
ゆったりした時間を過ごせる桃井ミュージアムの足湯水琴窟
水琴窟は江戸時代に創案された庭園装置で甕の中にしたたり落ちた水滴が琴に似た音色を響かせる仕組み。同ミュージアムには甕とテーブルを組み合わせたものや箱庭をあしらったタイプなど多彩な水琴窟を常設している。
足湯水琴窟は、中をくり抜いた御影石の足元を囲むようにドーナツ状のタイル張り浴槽(直径約1・5メートル、深さ約40センチ)を埋め込み。御影石の上に同じ石質の円盤を乗せ、テーブルとして使えるようになっている。
水琴窟につながった聴診器のような管を耳に当てて音を聴く構造。赤穂温泉旅館組合の入浴剤「赤穂温泉の香」を配合して給湯しており、温泉気分と澄んだ音色を楽しみながらくつろげる。広報担当の長棟光亮さん(42)は「日常を忘れて、のんびりしたひとときを過ごしてもらえれば」と話している。
入湯料300円(タオル付き)、もしくはドリンク注文で無料。完成記念で9月23日(水・祝)まで無料で利用できる。午前10時〜午後4時。火曜休館。Tel56・9933。
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掲載紙面(PDF):
2015年8月29日(2150号) 4面 (10,830,156byte)
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