御旅所まで担いで神輿巡行
2015年10月22日
およそ半世紀ぶりに御旅所まで担いだ神輿巡行
御旅所は神社から約300メートル離れた「ノット岩」にあり、昭和37年ごろまでは担いで往復していたという。「巡行を本来の形で行いたい」という神社の意向に若手の氏子らが賛同。同級生や知人に声を掛けて19人を集めた。
台車で曳いていたときには不要だった横轅を取り付け、300キロ以上あるという神輿を16人で担ぎ上げた。鳥居前の広小路で練りを披露し、そのまま巡行。祭礼の行列が停滞したときは「ウマ」と呼ばれる台木に置いて休んだものの、宮入りまで担ぎ通した。
神輿巡行委員長を務めた松原町の会社役員、霜野昭徳さん(40)は「担ぎ手全員の気持ちが一つになった。来年も担ぎたい」と心意気を話した。
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掲載紙面(PDF):
2015年10月24日(2158号) 4面 (11,814,088byte)
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