解体中の民家使って災害救助訓練
2015年11月29日
解体中の家屋を活用して行われた災害救助訓練
実際の災害現場に即した環境下で訓練しようと企画。老朽化で解体中の北野中市営住宅を訓練場に設定し、赤穂消防署の隊員19人が参加した。
「民家が大地震で倒壊し、中に人が取り残されている」との想定で、隊員には要救助者の人数や位置を知らせずに実施。隊員は棒の先端にマイク付きカメラを取り付けた機材などで中の様子を確かめながら慎重に捜索した。穴の空いた屋根をチェーンソーで切り開いて内部へ進入し、要救助者に見立てた人形を発見。ささくれた木材や飛び出た釘などに注意しながら担架で運び出した。
2分隊が時間を区切って交替しながら捜索し、開始から約1時間で3人の要救助者を救出した。分隊長として現場を指揮した警防課の廣井紀吉・救助隊長(42)は「足場が不安定な中での活動を経験できたことに意義がある」と語った。
反省会では「建物全体の状態を把握して安全確保する必要がある」「もっと隊員間のコミュニケーションをとろう」などと課題を共有した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年12月12日(2165号) 3面 (10,771,644byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
震災がれき、受け入れ可能量を再試算 [ 社会 ] 2012年04月14日一人暮らし高齢者に「安心カード」 [ 社会 ] 2012年04月11日期待を胸に入学式 消防殉職者へ哀悼と誓い [ 社会 ] 2012年04月08日ユニチカ坂越が所蔵「化学遺産」 [ 社会 ] 2012年04月07日春の交通安全運動、15日まで [ 社会 ] 2012年04月06日マラソンの人命救助者3人に感謝状 [ 社会 ] 2012年04月04日水道水の放射性物質「不検出」 [ 社会 ] 2012年04月04日南海トラフ地震想定、赤穂は「震度6弱」 [ 社会 ] 2012年04月02日「一緒の日々、忘れないよ」人形供養祭 [ 社会 ] 2012年04月02日イワシと緑茶で認知症予防 [ 社会 ] 2012年03月31日23年度末、教職員異動 [ 社会 ] 2012年03月31日「かき日本一」にノミネート [ 社会 ] 2012年03月31日言葉の壁越えて看護師合格 [ 社会 ] 2012年03月31日24時間体制で防災情報 [ 社会 ] 2012年03月30日
コメント
0 0
投稿:内輪話 2015年11月29日DMATが出る前の段階です。
救助訓練の意図・内容からDMAT参加の必要なし。
0 0
投稿:通りすがりの見学者 2015年11月29日0 0
投稿:兵庫DMAT 2015年11月29日コメントを書く