テクノ消防の委託廃止を検討
2016年02月03日
播磨科学公園都市区域を管轄する新都市分署
関係者によると、昨年7月に3市町に赤穂市を加えた「播磨科学公園都市消防事務検討会議」が発足。その後、ワーキング会議で調整を図り、事務レベルでは「委託の見直しを検討することについては合意できた」という。
3市町の境界が交わる播磨科学公園都市(通称テクノ)を管轄する新都市分署は上郡町、新宮町(現たつの市)、三日月町(現佐用町)からの要請で平成8年に開設。委託する側が設置した庁舎や設備を無償で使用する条件で赤穂市が事務の管理及び執行を引き受けた。市町合併後もその枠組みは変わらず、赤穂市は同分署に職員16人を配置し、受託事業収入として約1億8473万円(27年度予算)を得ている。
規約では、委託期間は「播磨科学公園都市区域内に甲(たつの市及び佐用町)を構成市とする消防事務組合等の消防本部または消防署が設置されるまでの間とする」となっている。25年4月に相生市、宍粟市、太子町など5市町が西はりま消防組合を発足。同組合は今年度中にデジタル無線の整備を完了し、「播磨科学公園都市を自前でカバーできる体制」(たつの市)がほぼ整ったと言える。
たつの市は「まだ協議が始まったところで、何かが決まったわけではない」としながらも、「住民の生命や財産を自市で守るのが原則。できるだけ早く結論を出したい」と委託先の変更に前向きだ。佐用町も同じ意向で、上郡町は「見直しの時期に来ているとは思う」と話している。
委託の廃止と変更には、新都市分署に勤務している職員の人事取り扱いなど解決すべき課題が伴う。赤穂市消防本部は1日、赤穂民報の取材に「議会に説明するまでは取材に応じられない」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年2月13日(2173号) 3面 (11,593,034byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
赤穂観光協会 事務局長が決定 [ 社会 ] 2009年07月29日市職員採用試験102人が受験 [ 社会 ] 2009年07月28日しぶき浴びて暑気払い [ 社会 ] 2009年07月25日外来植物をテーマに環境学習会 [ 社会 ] 2009年07月23日観光イベント12団体を補助 [ 社会 ] 2009年07月21日赤穂市の人口 7年連続減少 [ 社会 ] 2009年07月21日河鹿の森でカジカガエル観察 [ 社会 ] 2009年07月18日元市職員がストーブ取付の副業 [ 社会 ] 2009年07月18日道迷った90歳保護 男性に「のじぎく賞」 プラット赤穂に場外舟券売り場計画 [ 社会 ] 2009年07月17日赤穂地区友の会が優良警察官を表彰 [ 社会 ] 2009年07月16日市窓口対応 来庁者の満足度向上 [ 社会 ] 2009年07月15日過払い金訴訟 武富士も全額返還 [ 社会 ] 2009年07月14日自転車マナー遵守呼びかけ [ 社会 ] 2009年07月14日プラット赤穂で「まちの保健室」
コメント
0 0
投稿:先生方には逆らえぬ 2016年02月03日コメントを書く