記憶喪失の保護女性 赤穂出身か
2016年02月13日
記憶を失って保護されている身元不明の女性
女性は60歳代とみられ、身長154センチ。昨年7月17日午後、JR浜松駅で駅員に「自分がどこから来たのかわからない」などと話して保護された。当日の行動だけでなく、来歴や自分の氏名、住所すらも覚えておらず、「子どもが2人いたような記憶がある」と話しているという。現在は浜松市内の養護老人ホームで過ごしている。
関係者によると、保護されたときの服装は白と紺の横しまシャツと黒のカーディガンの上に淡いグリーンのカーディガンを重ね着し、ベージュのズボン。目立った汚れはなく、「何日も放浪したような感じではなかった」という。肩掛けかばん、帽子、杖、水筒、老眼鏡、花柄のハンドタオル、現金3000円ほどが入った財布を持っていたが、氏名がわかるカード類はなかった。ハンドタオルに平仮名で「しらい ゆう」と書いてあったが、本人の名前かどうかは不明だという。
女性は保護時に警察官から居住地を尋ねられた際、「相生」と地名を口にしたという。言葉には関西なまりがあり、うどんも薄味好み。さらに、塩味まんじゅうを知っていた。面会した言語学者によると、「言語形成期の思春期に西播磨の沿岸部に在住していた可能性がある」という。
静岡県は身元不明者として女性の情報と写真をホームページで公開。テレビ東京が番組の一環で身元を調査しており、情報を求めている。Tel03・5572・6822(テレビジョンフィールド、植原)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年2月13日(2173号) 4面 (11,593,034byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
永年勤続の従業員を表彰 [ 社会 ] 2020年01月14日成人祝賀式で大人の門出祝う [ 社会 ] 2020年01月13日《西有年産廃》公文書公開請求後に知事発言録を破棄 新年交礼会 一年のスタート祝う 《西有年産廃》「『心配ない』ともっていけるか」知事発言 赤穂JC理事長に寺岡里江子氏 女性初 [ 社会 ] 2019年12月29日加里屋川連絡協に県くすのき賞 [ 社会 ] 2019年12月24日五輪聖火ランナーに塩屋の大川裕司さん 恋活イベントから成婚第1号カップル誕生 [ 社会 ] 2019年12月16日期末・勤勉手当 総額7億超 [ 社会 ] 2019年12月10日《市公共工事贈収賄》元工務係長を懲戒免職 議員定数検討「今年度中に結論」 [ 社会 ] 2019年12月07日人気シェフ 母校で講演「念ずれば花開く」 「就職氷河期」38人が応募 [ 社会 ] 2019年12月03日夢や目標持てない子ども 家計が影響
コメントを書く