- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
ネビルってよんでみた
2016年04月23日
『ネビルってよんでみた』○文/ノートン・ジャスター ○絵/G・ブライアン・カラス ○訳/石津ちひろ ○BL出版
絵本のタイトルにもいろいろありますが、タイトルは、絵本の物語を表現しているものがほとんどです。
友達が一人もいない町へ引っ越してきた少年は誰も友達がおらず、すごく不安でした。その時、おかあさんに「そのへんを ひとまわりしてきたらどう? だれかに あえるかもしれないわ」と言われ、町並みを眺めながら歩いていました。
少年が「ネビルー」と叫んだら、一人の男の子が隣に立っていました。さらに声を大きくして、「ネビルー」と叫び続けると、周りにどんどん友達が集まってきました。
実は「ネビル」というのは、この少年の名前で、少年は自分の名前を周囲に知らせたことで自然と友達が集まり、それまでの心配や不安が消し飛んでしまいました。
自己紹介がコミュニケーションの第一歩だということを、ユニークに描いた絵本です。
* * *
『ネビルってよんでみた』○文/ノートン・ジャスター○絵/G・ブライアン・カラス○訳/石津ちひろ○BL出版
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年4月23日(2182号) 4面 (10,729,577byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
クルピラが住むアマゾン 2013年09月28日夜のスイッチ 2013年09月21日古老とかかし 2013年09月14日ちょうちょうへの思い 2013年09月07日クック諸島のマウイ 2013年07月20日なみ 2013年07月13日世にも不思議な物語 2013年06月29日年をとったひきがえる 2013年06月01日夢みる少女 2013年05月25日本はきらいですか… 2013年05月18日はじめの ちいさな いっぽ 2013年04月13日すばらしい絵本との出会い 2013年04月06日きみの行く道 2013年03月23日あっ おちてくる ふってくる 2013年02月23日時間はどこにいるの? 2013年02月16日
コメントを書く