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ネビルってよんでみた
2016年04月23日
『ネビルってよんでみた』○文/ノートン・ジャスター ○絵/G・ブライアン・カラス ○訳/石津ちひろ ○BL出版
絵本のタイトルにもいろいろありますが、タイトルは、絵本の物語を表現しているものがほとんどです。
友達が一人もいない町へ引っ越してきた少年は誰も友達がおらず、すごく不安でした。その時、おかあさんに「そのへんを ひとまわりしてきたらどう? だれかに あえるかもしれないわ」と言われ、町並みを眺めながら歩いていました。
少年が「ネビルー」と叫んだら、一人の男の子が隣に立っていました。さらに声を大きくして、「ネビルー」と叫び続けると、周りにどんどん友達が集まってきました。
実は「ネビル」というのは、この少年の名前で、少年は自分の名前を周囲に知らせたことで自然と友達が集まり、それまでの心配や不安が消し飛んでしまいました。
自己紹介がコミュニケーションの第一歩だということを、ユニークに描いた絵本です。
* * *
『ネビルってよんでみた』○文/ノートン・ジャスター○絵/G・ブライアン・カラス○訳/石津ちひろ○BL出版
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掲載紙面(PDF):
2016年4月23日(2182号) 4面 (10,729,577byte)
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