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産廃処分場阻止「子や孫への一心で行動」

 2016年06月06日 
産廃処分場建設計画を白紙撤回に追い込んだ住民運動の経験を語った久次幸子さん(右)
 住民運動で産廃最終処分場の建設計画を阻止した旧吉永町(岡山県備前市)の女性たちから経験談を聞く会が5日、加里屋まちづくり会館で約60人が参加して行われた。
 旧吉永町では平成4年に管理型産廃最終処分場の建設計画が持ち上がり、町民が反対運動を展開。署名運動や住民投票などを経て岡山県知事が建設不許可を決定し、同15年に事業者側が計画を白紙撤回した。
 この日は「吉永産廃阻止町民の会 水を守るグループ」の一員として活動した久次幸子さん=同町三股=と高取容子さん=同町岩崎=の2人が来穂。14万筆を超える署名を集めたことや、県の不許可に対して事業者側が起こした行政不服審査の傍聴に毎回バスで足を運んだことなど、活動の一端を紹介した。
 久次さんは、「業者に予定地を買い占められ、『今さら無駄だ』という人もありましたが、『子どもたちや孫たちに悪い環境を残したくない』という一心でした」と当時を回顧。毎日集まって情報交換できる場を設け、反対運動と並行して家庭生ごみの堆肥化を広める運動にも取り組んだことなど具体的な事例を説明した。
 「誰かがやってくれると期待するのではなく、自分にできることを考えて行動することが大切です」と久次さん。会を主催した「千種川母の会」の柿元代表は「今後もこうした会を継続して開きたい」と話した。
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掲載紙面(PDF):
2016年6月11日(2188号) 3面 (10,449,415byte)
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[ 社会 ]


コメント

このような場に市議も参加してほしいですが、
ある市議は天理との親善試合を見学していたみたいです。
非常に残念!。

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投稿:残念です。 2016年06月06日

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