早期治療のために周囲も協力を
2008年09月29日
アルコール依存症について理解を深める勉強会が27日、浜市の「こころのふれあいセンターさんぽみち」で行われ、赤穂断酒新生会の矢野剛会長(65)が体験談を語った。
「もともと酒が好きというわけではなかった」という矢野会長は会社での付き合いがきっかけで酒を飲み始めた。40歳のときにアルコール依存症と診断され、その直後に同会に入った。
「だんだん量が増え、やめられなくなった。周りからは人がいなくなり、さびしい思いをした」と振り返り、「会に入り、励まし合いながら断酒を続けている」と現況を話した。
アルコール依存症は自らの意思で飲酒を抑えられなくなる薬物依存症の一種。一度発症すると完治は困難で、日本では成人50人に1人が苦しんでいるといわれている。
「ごく普通の人がいつの間にか発症してしまう病気」と赤穂仁泉病院ソーシャルワーカーの定賢太郎氏。「本人や周りが少しでも『変だな』と感じたら病院などへ相談することが重要」という。
同会はアルコール依存症に悩む当事者、家族からの相談を受け付けている。同会についての問合せは事務局Tel42・3701まで。
掲載紙面(PDF):
2008年10月18日(1817号) 3面 (9,170,483byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「もともと酒が好きというわけではなかった」という矢野会長は会社での付き合いがきっかけで酒を飲み始めた。40歳のときにアルコール依存症と診断され、その直後に同会に入った。
「だんだん量が増え、やめられなくなった。周りからは人がいなくなり、さびしい思いをした」と振り返り、「会に入り、励まし合いながら断酒を続けている」と現況を話した。
アルコール依存症は自らの意思で飲酒を抑えられなくなる薬物依存症の一種。一度発症すると完治は困難で、日本では成人50人に1人が苦しんでいるといわれている。
「ごく普通の人がいつの間にか発症してしまう病気」と赤穂仁泉病院ソーシャルワーカーの定賢太郎氏。「本人や周りが少しでも『変だな』と感じたら病院などへ相談することが重要」という。
同会はアルコール依存症に悩む当事者、家族からの相談を受け付けている。同会についての問合せは事務局Tel42・3701まで。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年10月18日(1817号) 3面 (9,170,483byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
新型コロナ追跡 県が登録と利用呼び掛け 《西有年産廃》上郡で住民投票目指す動き 「感染は自業自得」その考えが差別や偏見に [ 社会 ] 2020年07月20日関福大「濃厚接触可能性者は把握」 [ 社会 ] 2020年07月19日感染確認の男性「ほぼ無症状」 [ 社会 ] 2020年07月18日関福大が学生1人の感染を公表 [ 社会 ] 2020年07月18日新型コロナ感染確認 赤穂市内居住者で1人目 [ 社会 ] 2020年07月18日関福大が来場型オープンキャンパス中止 [ 社会 ] 2020年07月18日少年育成功労で警察庁長官から金章 公立学校園所に自動水栓を寄贈 交通事故救護のJR西社員に「のじぎく賞」 [ 社会 ] 2020年07月14日一生の思い出を地元で フォトウエディング 塩屋堂山にがれき 建設廃材「投棄」か [ 社会 ] 2020年07月11日農業用水路の窒素 基準値2倍に低減 [ 社会 ] 2020年07月11日市内秋祭り「中止」決定相次ぐ
コメントを書く