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ねことねずみの話
2008年01月18日
ねこのくにのおきゃくさま
今、内戦で人々が苦しんでいるスリランカのお話です。
ある豊かなねこの国に仮面をつけた二匹の動物がやってきて、ねこにおどりを教えたのです。
おどりを教えられたねこたちは大変喜び。お礼をしたいので仮面をとるようお願いしました。
なんと仮面をかぶっていたのは、ねずみだったのです。
その後、ねことねずみが仲良くなったのは言うまでもありません。
外国から入ってくる文化の中には、たくさんのロマンが秘められているように思います。この絵本は、ユーモアを通してそのことを示唆してくれているのかもしれません。
「ねこのくにのおきゃくさま」
○作/シビル・ウェッタシンハ○訳/まつおかきょうこ○福音館書店
▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約1500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
掲載紙面(PDF):
2008年1月19日(1775号) 3面 (6,705,997byte)
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