「ふるさとの良さ伝えたい」児童劇
2017年01月23日
「ふるさとの良さを伝えたい」と創作劇上演へ向けて気持ちを合わせる有年小6年生
総合的な学習の一単元としての取り組みで今年12回目となる。毎年6年生が地域に伝わる民話を調べ、脚本を制作。演技を練習して地域住民を招いて上演している。今年も1学期から準備を進めてきた。
昨年12月中旬には日本児童演劇協会監事の関明さんから発声や表情の作り方などの指導を受け、「人前で表現することの楽しさに気付いた」(担任の小寺健太朗教諭)という。今月18日からは衣装を着けた通し稽古で仕上げの段階に入った。
今年のシナリオは、大蛇に襲われたナマズを村人が救う「ナマズ峠の伝説」、知恵を出し合って悪代官の悪だくみを打ち破る「灰の縄ない」を組み合わせたストーリー。6年生9人が一人複数の役を演じて舞台を作り上げる。
「役になりきって、悪そうな感じを出したい」と話すのは悪代官役の岡本慈棋君(12)。大蛇役の寺内克樹君(12)は「民話を勉強して、自分の住んでいる有年が好きになりました」と言い、高原碧彩(あおい)君(12)は「芝居を通して、ふるさとの良さを伝えたいです」と稽古に集中していた。
午前10時開場、同10時半開演。観覧自由。Tel49・2081。
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掲載紙面(PDF):
2017年1月28日(2217号) 1面 (13,349,874byte)
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