工場見学で科学に興味 三菱電機赤穂工場が小学生招待
2025年01月22日
鷏和の三菱電機系統変電システム製作所赤穂工場は21日、赤穂西小学校の6年生児童を工場見学に招待。子どもたちに理科に興味を持ってもらおうと、社員による科学教室も実施した。

変圧器製造で国内トップクラスのシェアを誇る同工場は赤穂西小まで徒歩5分ほどの距離にあり、社員が学校に出向いて科学教室を行う取組を2020年から続けている。児童を工場に招待したのは今回が初めて。重量300トンを吊り上げる巨大クレーンや雷と同等の電圧をかけて製品性能を確かめる特殊な装置などがある工場建屋を案内した。
この日の科学教室では、電磁石の性質を活かしたモーター実験を行った。子どもたちは1人1セットずつアルミ箔を巻いた磁石に積んだ乾電池の上でハート型に曲げた銅線が回転する様子を観察し、その仕組みが掃除機や冷蔵庫など身の回りにあるものに使われていることを学習した。
科学教室の進行係を務めた内鉄変圧器設計課の東武志さんは「科学は学べば学ぶほど楽しい。苦手意識を持たずに勉強して」と呼び掛けた。理科の授業が好きという山下芽衣さん(12)は「科学が自分たちの生活を支えてくれていることがわかって、ますます興味がわきました」と感想を話した。

三菱電機赤穂工場の変圧器製造現場を見学する赤穂西小学校の6年生児童たち
変圧器製造で国内トップクラスのシェアを誇る同工場は赤穂西小まで徒歩5分ほどの距離にあり、社員が学校に出向いて科学教室を行う取組を2020年から続けている。児童を工場に招待したのは今回が初めて。重量300トンを吊り上げる巨大クレーンや雷と同等の電圧をかけて製品性能を確かめる特殊な装置などがある工場建屋を案内した。
この日の科学教室では、電磁石の性質を活かしたモーター実験を行った。子どもたちは1人1セットずつアルミ箔を巻いた磁石に積んだ乾電池の上でハート型に曲げた銅線が回転する様子を観察し、その仕組みが掃除機や冷蔵庫など身の回りにあるものに使われていることを学習した。
科学教室の進行係を務めた内鉄変圧器設計課の東武志さんは「科学は学べば学ぶほど楽しい。苦手意識を持たずに勉強して」と呼び掛けた。理科の授業が好きという山下芽衣さん(12)は「科学が自分たちの生活を支えてくれていることがわかって、ますます興味がわきました」と感想を話した。
<前の記事 |
中学校の万博見学へ教職員ら現地視察 [ 子供 ] 2025年04月08日新小1生に防犯笛寄贈 「陣たくん」イラスト入り ポーランドの学校と共同制作 アートマイル完成 [ 子供 ] 2025年03月28日
母校にホワイトボードなど寄贈 新小1生へランドセルカバー寄贈 赤穂交通安全協会 加里屋川にホタル幼虫放流 [ 子供 ] 2025年03月07日
子育て支援研修会 13日に市民会館 兵庫県内唯一「育休退園ルール」廃止へ 4月から3歳児未満も継続利用可 政府備蓄米で子育て世帯を緊急支援 第46回赤穂市少女バレー送別大会 終戦80年 児童合唱団がオペレッタ「琉球讃歌」 赤穂市少女バレー第44回会長杯 優勝は御崎A 部活動の地域展開 2026年度中に完全移行へ 市民劇団が6年ぶり舞台公演 オリジナルミュージカル「ヘンゼルとグレーテル」 「野球の楽しさ伝えたい」高校球児らが少年野球教室