冷静な対応で顧客を詐欺から守ろう
2008年10月16日
全国的に過去最悪のペースで被害が発生している“振り込め詐欺”を未然に防ごうと赤穂署は14日、金融機関関係者を対象にした防犯講習会を同署で行った。
管内の銀行、郵便局など全20店舗から支店長など幹部が出席。今年6月と7月の2回、危うくだまされそうになったお年寄りを水際で守った「みなと銀行赤穂支店」の田中幸典次長(46)が自身の体験をもとに講話した。
「顧客は自分がだまされているとは思っていないので強く振り込みを迫ってくる。応接室など冷静に対話できる場所で話を聞いてあげて」などと心構えや注意点を話した。
今年に入ってから県内で発生した“振り込め詐欺”の件数は9月末現在で昨年同時期より67件多い636件。被害総額は約5億4000万円に上る。
同署生活安全課の吉田昌弘課長(44)は「みなさんが最後の砦。不審に感じた場合は積極的に声かけを」と協力を呼びかけ。参加した支店長の一人は「ATMの巡回を強化し、行員にも指導を徹底したい」と被害防止を誓っていた。
関連サイト:
みなと銀行の窓口係が“振り込め詐欺”を阻止
掲載紙面(PDF):
2008年10月18日(1817号) 3面 (9,170,483byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
管内の銀行、郵便局など全20店舗から支店長など幹部が出席。今年6月と7月の2回、危うくだまされそうになったお年寄りを水際で守った「みなと銀行赤穂支店」の田中幸典次長(46)が自身の体験をもとに講話した。
「顧客は自分がだまされているとは思っていないので強く振り込みを迫ってくる。応接室など冷静に対話できる場所で話を聞いてあげて」などと心構えや注意点を話した。
今年に入ってから県内で発生した“振り込め詐欺”の件数は9月末現在で昨年同時期より67件多い636件。被害総額は約5億4000万円に上る。
同署生活安全課の吉田昌弘課長(44)は「みなさんが最後の砦。不審に感じた場合は積極的に声かけを」と協力を呼びかけ。参加した支店長の一人は「ATMの巡回を強化し、行員にも指導を徹底したい」と被害防止を誓っていた。
<前の記事 |
関連サイト:
みなと銀行の窓口係が“振り込め詐欺”を阻止
掲載紙面(PDF):
2008年10月18日(1817号) 3面 (9,170,483byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止 [ 社会 ] 2024年11月23日《兵庫県知事選2024》齋藤氏が再選 投票率大幅アップ [ 社会 ] 2024年11月18日《兵庫県知事選2024》赤穂市の期日前投票 前回の1・5倍 [ 社会 ] 2024年11月17日《市民病院医療事故多発》科長が治療実績の不正付け替え提案 丸山サンビーチ駐車場 一部利用者から過大徴収「精算プログラムの不具合」 [ 社会 ] 2024年11月12日悲嘆からの立ち直り支える「グリーフケア」 [ 社会 ] 2024年11月10日令和6年秋の叙勲 赤穂市から2人受章 [ 社会 ] 2024年11月03日《兵庫県知事選2024》前職と新人 計7人が立候補 [ 社会 ] 2024年10月31日「地域のつながり再確認を」地域安全市民大会 [ 社会 ] 2024年10月28日投票用紙を二重交付 期日前投票済みを見落とし [ 社会 ] 2024年10月28日《衆院選2024》山口氏8選 池畑氏は比例復活で2選 [ 社会 ] 2024年10月28日女性の参画進めるには? はりま台自治会に視察 [ 社会 ] 2024年10月24日第43回危険業務従事者叙勲 [ 社会 ] 2024年10月21日関西電力赤穂発電所 来年7月末で廃止決定 「赤穂の魅力をPR」第38代義士娘が決定 [ 社会 ] 2024年10月13日
コメントを書く