高齢女性救護の善意男性に感謝状
2017年04月14日
高齢者保護の善行に対して署長感謝状を贈られた町田雄治さん
大工の町田さんは今年2月10日午後8時過ぎ、赤穂市内でリフォーム工事をして車で帰宅中、加里屋中洲の県道沿いで歩道縁石に座り込んでいる女性(79)を発見した。女性はこの日、塩屋地区の自宅を一人で外出して道に迷い、帰宅しないことを心配した家族からの通報を受けて午後7時ごろから警察や消防団が捜していた。
町田さんはそうとは知らず、親切心で女性を保護。女性が話す住所を頼りに塩屋方面へ車で送る途中、捜索中の消防団員と遭遇し、無事に引き渡した。町田さんは名前を告げずに、その場を立ち去ったが、2月25日付け赤穂民報の報道をきっかけに善意の男性が町田さんだったことが判明した。
当日は強い寒波が襲来し、同署によると最低気温は摂氏2度だったという。濱田純司署長は「体感はもっと寒かったはず。女性が無事だったのは町田さんのおかげ」と善行を称え、町田さんは「人にはやさしく、という心掛けを実践できて良かった」と柔和な表情で感謝状を受け取った。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】高齢者保護の善行男性が判明
【関連記事】高齢者保護の親切男性 君の名は?
掲載紙面(PDF):
2017年4月22日(2228号) 3面 (12,737,331byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
「社会貢献できる人材を」赤穂高・橋本博行校長 [ 社会 ] 2008年04月19日平成20年度自治功労者に3人 [ 社会 ] 2008年04月18日折方の浄専寺、20日に本堂改修の落慶法要 熟練ドライバーが運転技能競う [ 社会 ] 2008年04月14日市内観光バス モニター募集 「まちの保健室」駅前通りに開設 ケアマネージャーの連絡協議会が発足 [ 社会 ] 2008年04月10日市ふるさと基金 初日に百万円寄付 「暴力団と関係を断つ会」分会総会始まる [ 社会 ] 2008年04月09日共聴施設の地デジ改修、加入者負担は3万5000円 赤穂市内の小・中学校で入学式 関西福祉大に346人入学 [ 社会 ] 2008年04月07日春の交通安全運動スタート [ 社会 ] 2008年04月06日思い出つまった人形と惜別 「さこし歴史と自然の森」が完成
コメントを書く