創作人形で「懐かしの昭和」
2017年04月29日
展示作品の一つ「父さんの背中」
たつの市龍野町堂本の人形作家、渡部美智子さん(64)は27歳のころから粘土と布を材料にした人形制作を趣味で始めた。農民人形作家、渡辺うめさんの作品に心を打たれ、高知の農村で生まれ育った自身の原体験を作品づくりの主題に。顔のしわや指の節も再現された人形は今にも動き出しそうなほど精巧だ。
今展では、両親をモチーフにした「仲良し夫婦」、2015年の神戸市美術展で市長賞に輝いた「父さんの背中」、最新作「おじいちゃん、あのね」など15点を展示する。渡部さんは「どれも気持ちを込めた人形たちです。一人でも多くの方に共感してもらえれば」と話している。
入場無料。5月29日(月)まで午前10時〜午後4時(入館は3時半まで)。火曜休館。Tel48・7755。
<前の記事 |
秋の山野草展 [ 文化・歴史 ] 2010年09月10日坂越生まれの名優・辰巳柳太郎展 4年に一度の櫂伝馬へ縄ない 歌で四十七士を覚えよう 風情ある坂越の町並みを案内 [ 文化・歴史 ] 2010年09月06日幽玄の世界に浸る、大石神社薪能 赤穂で終戦迎えた「最後の少年高射兵」 [ 文化・歴史 ] 2010年09月04日市民文化祭の俳句・短歌を募集 市美術展の作品募集 港町・坂越の歴史紹介 [ 文化・歴史 ] 2010年09月03日「長年の疲れ癒して−」銅像に湿布 茅葺き民家のミニチュア展 [ 文化・歴史 ] 2010年08月31日3市町ゆかりの文化人展 [ 文化・歴史 ] 2010年08月28日内蔵助寄進の石灯籠、市文化財に [ 文化・歴史 ] 2010年08月25日NHK音楽コン、赤穂の2校入賞
コメントを書く