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秋の「赤穂」願って種まき

 2017年05月10日 
加里屋川沿いにタデの種をまく児童たち
 「赤穂」の地名由来とも言われる植物を通して身近な自然への興味関心を高めようと、赤穂小学校(西山由哲校長)の3年生児童71人が10日、学校そばを流れる加里屋川沿いにタデの種をまいた。
 同川をテーマにした体験学習に役立てばと、「加里屋川ふるさとの川整備連絡協議会」(大橋正樹会長)が砂と混ぜたヤナギタデの種子約2キロをプレゼント。児童の手で川の法面に播種した。
 タデは河川のほとりや湿地に生える一年草で秋に赤い花穂をつける。かつて千種川沿いでタデの群生が真っ赤に染まった光景から「赤穂」の地名がついた、との説がある。
 まいた種は今秋に穂をつけるといい、「2学期が楽しみ」と児童たち。大橋会長は「まちの歴史や自然に目を向けるきっかけにしてほしい」と話していた。
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掲載紙面(PDF):
2017年5月13日(2230号) 4面 (11,841,385byte)
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