山崎貴監督の新作、赤穂ロケ成功
2008年10月23日
撮影の合間に演技について打ち合わせる山崎貴監督=西有年横山で
小国の武将と姫の悲恋を軸にした戦国時代劇。6年前に公開された劇場版「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」に深い感銘を受けた山崎監督が「名作はリメイクしない」とのモットーを捨てて映画化に挑む話題作。最新のVFX(視覚効果)技術を駆使し、壮大な戦国絵巻をスクリーンによみがえらせるという。
ロケ地に使われたのは西有年の「長谷池」と「有年大池」。「水際まで近づくことができる池か湖」を条件に制作スタッフが全国各地から情報を募集。「イメージ通りの情景に加えて、機材を据え置く場所も確保でき、すべての条件が揃っていた」(森井輝ラインプロデューサー)と400近い候補地の中から白羽の矢が立った。
赤穂でのロケは16日にスタート。連日午前7時から午後4時ごろまで行い、現場は終始ピリピリした空気が張り詰めた。日本に1台しかない撮影用大型クレーンを投入したオープニングシーン、野武士に襲われる姫(新垣)を武将(草ナギ)が救う場面など、「どれも作品の核となる重要なシーン」(東宝宣伝部)という。
ロケ地選定に際しては、「播州赤穂フィルムコミッション」(BAFC)が積極的に情報提供。撮影現場の整地や機材搬入路の草刈り、ロケ当日の交通整理などを支援した。
BAFCの山本慎吾事務局長(39)は「地元のみなさんの協力もあり、スムーズに終えることができた」と感謝。「どんな映像に仕上がっているか楽しみ」と来秋の封切りを待ち望んでいる。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】草ナギ剛主演の映画、赤穂で撮影決定
掲載紙面(PDF):
2008年10月25日(1818号) 1面 (9,846,956byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂ゆかりの画家が描いた80年代 [ 文化・歴史 ] 2008年04月29日赤穂城櫓門で「赤穂の名工展」 [ 文化・歴史 ] 2008年04月29日赤穂絵画同好会の油彩画展 [ 文化・歴史 ] 2008年04月28日3・4日、屋形舟で庭園遊覧 大人も怖い地獄の世界 [ 文化・歴史 ] 2008年04月27日小河観音堂で6年に一度の開帳 [ 文化・歴史 ] 2008年04月27日「赤穂の塩業展」4日に記念講演 [ 文化・歴史 ] 2008年04月27日詩吟と尺八 合同演奏会 [ 文化・歴史 ] 2008年04月27日復元中の二之丸庭園 中間報告書刊行 [ 文化・歴史 ] 2008年04月23日27日に地獄絵の御絵解 高野・誓教寺 [ 文化・歴史 ] 2008年04月21日謡曲愛好会「弥栄会」が第200回例会 [ 文化・歴史 ] 2008年04月20日有年原・クルミ遺跡の発掘報告書発刊 [ 文化・歴史 ] 2008年04月16日版画家・平塚運一の作品紹介 [ 文化・歴史 ] 2008年04月16日油絵、フラワーアレンジ受講生を募集 画塾「雨聲会」日本画展 [ 文化・歴史 ] 2008年04月14日
コメント
0 0
投稿:すごいなぁ 2008年10月24日コメントを書く