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県高校駅伝へ初のアベック出場

 2017年10月31日 
県駅伝に初めて男女同時出場する赤穂高の駅伝メンバー
 11月5日(日)に篠山市内で行われる兵庫県高校駅伝大会に赤穂が創部初の男女同時出場を果たす。今月21日にあった西播予選はともに5位で県大会出場権を獲得。アベック出場は同部に代々引き継がれてきた目標だったといい、選手たちの意気は上がっている。
 6位までが県大会出場権を得る男子(7区間42・195キロ)は1区12位から徐々に順位を上げ、4区で5位に浮上。ゴールまでそのポジションをキープし、2時間22分42秒でゴールした。女子(5区間21・0975キロ)は1区3位で滑り出し、その後は我慢のレース。後続に21秒差まで追い上げられたが1時間23分39秒でテープを切り、県大会に出場できる5位以内を守った。
 昨年男子は36年ぶりに西播予選を突破したが、女子が落選。「今年こそはアベック出場を」と走り込んできたという。「練習の質を高めてやってきたので自信はあった」と男子キャプテンの起塚祐輔君(17)=2年=。女子キャプテンの清水里名さん(18)=3年=は「先行逃げ切りを狙う作戦通り。1年生もよく頑張ってくれた」と予選突破を喜んだ。
 西脇泰司顧問(53)は「男女とも総合力で一つでも上の順位を目指すチーム。県大会では、強豪校の胸を借りて力を出し切ってほしい」と選手たちの力走を期待している。
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掲載紙面(PDF):
2017年11月3日(2252号) 4面 (17,880,036byte)
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