赤穂緞通の現代作家ら一堂ギャラリー
2018年01月01日
赤穂緞通のアンテナショップを開設する桃井香子さん=2列目右端=と作家のみなさん
「地元の伝統文化を広めたい」とする桃井香子オーナー(74)の思いに市内6工房計20人の作家が賛同した。陶芸と織物。郷土が誇る伝統工芸を発信する拠点となる。
赤穂緞通は鍋島、堺と合わせて日本三緞通に数えられたが、戦前に綿花輸入制限で原材料が入手困難となり衰退。時代の変化につれて織元が次々と廃業して織子が減少する中、平成3年から市教委主体で開かれた赤穂緞通織方技法講習会の修了生たちが緞通製作の灯を守ってきた。9年前に兵庫県伝統的工芸品に指定された。
同館では数年前から赤穂緞通を展示。知人作家の協力で小型織機も展示し、織子が地道な手作業で織り上げる製作過程の紹介を始めたところ、「もっと多くの作品を見たい」「気に入ったものを購入したい」という要望が来館者から寄せられ、アンテナショップの開設へとつながった。
これまで特別展会場として使用していた2階和室に作品を並べる。展示販売の拠点を持たない工房や作家にとって、地元で作品を発表する場を得ることになり、「このような場があればと思い描いていたのでありがたい」「これから作家になろうとする人にとっても道筋になる」と作家らも歓迎している。
今後は同館と作家それぞれが委託販売契約を結び、作家自身が価格設定して作品を展示する。来館者の感想や色柄の好みなどを作家にフィードバックし、品質向上や商品改良に役立てる。
「声を掛けたすべての作家さんが賛同してくれたのがうれしかった」と桃井さん。今後も賛同する工房や作家があれば出品を受け付ける予定で、「雲火焼と赤穂緞通の両方のすばらしさを発信していきたい」と気持ちを新たにしている。
新年は1月6日(土)から午前10時〜午後4時開館。火曜休館。入館無料。Tel56・9933。
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掲載紙面(PDF):
2018年1月1日・第2部(2261号) 1面 (5,562,713byte)
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コメント
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投稿:見に行きたくなる 2018年01月09日義士祭のイメージを変えるような凄い夢ですが。
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投稿:数億円かかりますが・・・・ 2018年01月09日私は、泉州地区に以前住んでいたので特にですが、実は、神輿、布団太鼓やだんじりの地車などの豪華絢爛な彫刻には、忠臣蔵を題材に、大石内蔵助や殿中松の廊下、討ち入りの場などを施した、それは見事な伝統工芸を装備したものが実に多い事に気がつきました。
ねぶたの山にも度々とり上げられます。
見るたびに、赤穂生まれとして誇らしいものを感じました。
赤穂には、それを自慢に披露するような、フェスティバル・機会が殆どありません。
そういう意味では、地元赤穂以外の方が、忠臣蔵に熱いんですよね・・・・
赤穂段通もしかり、地元より地方での方が評価が高い。
なんとかならないものなんですかねぇ・・・・
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投稿:宝の山に気付いてない赤穂 2018年01月09日また、明治10年ごろから生産されて来た赤穂段通が、歴史の古い鍋島や堺段通と人気を競うことができたのは、やはり義士の町・忠臣蔵で有名なところのものだと言うことがあったのでしょう。
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投稿:山鉾の懸装に赤穂段通 ? 2018年01月08日義士祭に協賛パレードがあるなら、赤穂の偉人である河勝を称えるパレードや、赤穂段通の山車があってもいいし、むしろ、今まで無かった事がおかしいくらい、目が覚めるご意見だと思います。
祇園祭と平行して、鉾町屋で行われる屏風祭り。
その屏風飾の足元に敷かれる段通は、実は赤穂段通が多いののもかかわらず、長年、その殆どが、鍋島や堺の段通とされているという悲しい話も聞きました。
鉾に飾られるタペストリーにも、あまりアピールされることもなく赤穂段通が使用されているとも・・・・ざんねんですねぇ〜もっと、赤穂の伝統工芸を世界に向けてアピールすべきです。
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投稿:坂越祭りとは別に秦河勝祭もありですね・・・・ 2018年01月08日有名で高価だと知っている人は、多いけれど…。興味無いというより、存在そのものの知名度が低い
のだと思います。しかし京都の人ならば御存知の方も多いハズ。そう、あの祇園祭の山車の側面を
飾っているのが段通なのです。という訳で私は、思うのですが、義士祭等のパレードで使用する車の
側面に段通を掲げてみては?と思います。祇園祭の山車までは、いかなくても雰囲気は、出るし見物
する人の興味をそそり知名度も上げられる事と思います。
余談ですが、赤穂坂越の大避神社に祀られているのは、秦氏の族長である秦河勝なのですが、彼ら
は、イスラエルからの渡来人と考えられる説が有り、日本に色々な技術を持ち込みました。その1つが
織物であり、それ故に織機の事を機織り機とかいて、はたおりき…というのだと思います。また祇園祭
もユダヤのシオン祭と似ている…という説が有り、そういう流れで山車に段通が使用されているのかも
知れません。であるならば赤穂で段通飾りの有る出車が祭りに登場しても当然かも知れません。
あと日本でユダヤ教?と思うかも知れませんが、日本神道は、ユダヤ教と似ていてアーク(聖櫃)が
神輿のルーツという説も有るのです。塩で場を清めたり浄化するのも他の宗教には、余り無い事だと
思いますし、祭り独特の意味不明なかけ声もヘブライ語との説が有ります。赤穂市もイスラエルの
アッコーと姉妹都市になれば面白いのに…と思ってしまいます。
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投稿:ヤタガラス 2018年01月07日国政の例ですが、法律に全く興味もなければ、ほの字も知らない人が法務大臣をやったり、現地の実体をを全く知らない人が国土交通大臣や復興大臣をやる結果どうなっているかは皆さんの想像の通りです。
途絶えかけてしまいそうになった地場産業の復興と伝承は並大抵の努力では成りません。
地元の市民の、おらが街のブランド自覚は基より、親心のような自治体の熱意のこもったサポート体制が切っても切れない必要な関係です。
予算の事ではありません。
どうか、出来るだけ、多少なりとも芸術知識と織物に愛着を持った担当職員を配置願いたくお願いします。
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投稿:担当行政にお願い 2018年01月05日段通好きなので今から楽しみです。
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投稿:春小町 2018年01月05日各工房、織り手の意図を汲みまとめることができたのは
赤穂緞通に深く理解があり行く末を案じてくださる桃井さんだからこそ。次世代へ繋ぐと言う1番大切な所にも力を注いでくださることと思います。
御崎方面が好きな人間としては、
見所が増え嬉しい限りです!
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投稿:発展とは 2018年01月05日0 0
投稿:赤穂段通の新しい時代の幕開け 2018年01月01日コメントを書く