坂越まちづくりフォーラム 中高生も意見
2018年02月25日
坂越地区の将来ビジョンをテーマに開かれたまちづくりフォーラム
県政150周年記念県民連携事業として坂越地区まちづくり連絡協議会が主催。地域住民を中心に約200人が来場した。
人口減少社会の中、坂越地区でも少子高齢化が進行する一方、観光客は増加傾向。北前船寄港地として日本遺産認定を目指す地域運動が活発になるなど、歴史や伝統を活かした活性化が期待されている。
この日は、「坂越のまち並みを創る会」の門田守弘会長が、75歳以上人口が15%を越えた高齢化率や市内9地区中3番目に空き家率が高いことなど坂越地区の現状をデータで説明。基調講演では、神戸市須磨区で山林整備を軸としたまちづくりで国土交通大臣賞を受賞した「よこおみち森もりの会」の伊與田安正代表が活動事例を紹介し、兵庫県西播磨県民局の東元良宏局長が県としての取り組みを語った。
地元の住民と中高生、市職員など9人が登壇したパネルディスカッションは「坂越の歴史遺産を観光資源として保存から活用へ」をテーマに意見交換。「坂越は街の雰囲気に歴史の重みが残っている」「祭りや行事の担い手が不足しているというが、逆に外の人に参加してもらえるチャンス」「一過性のイベントではなく、少しずつ土台を積み重ねていくことが大切だ」などの意見が交わされた。
パネリストの一人として発言した坂越中2年の前田隆成君は「まずは僕たちの世代が歴史や伝統を知り、伝えていくことが坂越の発展につながる」と語った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年3月3日(2269号) 3面 (11,480,199byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
遺物に見る開戦間近の赤穂 [ 文化・歴史 ] 2018年01月11日市民ミュージカルへオーディション [ 文化・歴史 ] 2018年01月10日「人から応援される存在に」新成人が抱負 [ 社会 ] 2018年01月07日「子育て世代が住みたい田舎」赤穂市が全国7位 [ 社会 ] 2018年01月04日赤穂JC 新理事長に山本真一氏 [ 社会 ] 2018年01月04日赤穂緞通の現代作家ら一堂ギャラリー ロッキングハムから受贈の記念品一堂に [ 社会 ] 2017年12月21日希少なビートルズ限定盤公開 産廃反対市民の会 上郡グループと連携へ [ 社会 ] 2017年12月20日ホテルロビーでクラシック演奏会 [ 文化・歴史 ] 2017年12月18日東有年に前方後円墳 赤穂で初 [ 文化・歴史 ] 2017年12月16日児童合唱団 イブに定期演奏会 浅野陣屋「株式会社で活用」提案 [ 文化・歴史 ] 2017年12月15日「日本文化学びたい」マレーシアから短期留学 [ 社会 ] 2017年12月13日第47回義士祭奉賛学童書道展の入賞者
コメントを書く