30回目の定演 12日に市民合唱団
2018年08月04日
30回目の定期演奏会へ向けて練習する赤穂市民合唱団
10代から70代までの団員が出演し、合唱組曲やミュージカル曲を歌う。団員らは「楽しく歌うことが第一に、いいステージを届けたい」と意気込んでいる。
団の記録によると、昭和58年1月に市教委青年学校と赤穂高音楽部のOBを中心としたサークル「コールミューゼン」が合体して発足。毎週土曜日の夜に加里屋中洲の市民会館に集まって練習を続けている。団員53人のうち夫婦や親子のメンバーが計7組あり、なごやかな雰囲気。会社員の長男(24)と大学生の長女(19)と親子3人で在籍している砂子の田原裕美さん(54)は「合唱が共通の話題になって親子の会話が弾みます」と笑顔で話す。
本公演では混声合唱組曲「水のいのち」、男声合唱組曲「若しもかの星に」、ミュージカル「レ・ミゼラブル」などから選曲。客演指揮に兵庫県合唱連盟理事の山口英樹氏を迎え、2年がかりで練習してきたという混声合唱組曲「IN TERRA PAX〜地に平和を〜」を全曲披露する。
合唱指導で今年になって4度赤穂を訪れた山口氏は「どんどん良くなっている。当日は静かに始まり、真っ赤に燃えて終わるステージになる」と熱演を約束。森角英規団長(57)=砂子=は「観客に感動してもらえたら最高」と抱負を語った。
大ホールで午後2時開演。チケットは全席自由で500円(当日700円)。同会館TEL43・5111、森角団長TEL48・1636。
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掲載紙面(PDF):
2018年8月4日(2288号) 1面 (6,396,740byte)
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