インターハイ水泳 塚本康介君が3位
2018年08月27日
男子100メートルバタフライでインターハイ3位入賞した赤穂高3年の塚本康介君
優勝者が日本高校新をマークしたハイレベルなレースで価値あるメダルを獲得した。
塚本君は決勝で、「スタートしてから浮き上がりまでの速さは高校世代ではトップクラス」(山家幸司顧問)というスピードを活かして前半の50メートルを3番手でターン。課題だった後半も粘り込み、力を振り絞ってゴールした先に表彰台が待っていた。
予選は「思っていた泳ぎが出来なかった」(塚本君)と54秒70で全体8番目の記録。近畿総体で優勝した選手と同タイムで並び、決勝進出を懸けて一対一で泳ぐ「スイムオフ」を争った。折り返しでリードを許したが、最後まであきらめない気持ちで必死に腕を回し、タッチの差で逆転。予選よりも1秒以上速い53秒69で自己新を打ち立て、ファイナルへの最後の切符をつかんだ。
この日3レース目となった決勝は、すでに体力が限界に近づいていたが、「残ったからにはやるしかない」と前半から果敢に飛ばした。スイムオフを戦った相手選手からの「メダルを取ってきてくれ」との励ましもエネルギーに変え、自分の力を出し切った。
小1で水泳を始め、中学から県大会で優勝するなど頭角。水泳クラブを拠点にトレーニングする私学のエリート選手が多い中、学校プールで練習して大会で成績を挙げる姿は「公立の星」として注目された。インターハイには1年生から出場したが、過去2大会は調子が合わず決勝に進めなかった。「今年こそ」と臨んだ最後の夏に結果を出した。
今大会の男子100メートルバタフライの決勝に残った8人のうち公立校の選手は一人だけだった。表彰式で首に掛けられたメダルは「ずしっと重かった」と塚本君。大学へ進んで競技を続ける意向で、「トップの選手とはまだまだ差があるが、近づけるようにコツコツと頑張っていきたい」と努力を誓った。
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掲載紙面(PDF):
2018年9月1日(2291号) 1面 (9,207,979byte)
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コメント
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投稿:塚本くんと同級生 2018年09月03日大学行ってもなお、精進して記録更新期待しております。おめでとう〜〜!!
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投稿:赤穂スター 2018年08月28日ぜひとも、取材記事をお願いします。
全国3位は名誉なことであり、他の方々にも興味はあると思うので、
よろしくお願いします。
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投稿:共鳴者 2018年08月28日金や格好じゃないのが証明されて実力の3位だもん!
あ!民報さん、定時制の観光甲子園で全国3位も称えてやって下さ〜い!
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投稿:赤高卒業生 2018年08月28日コメントを書く