潮止め井堰で魚道改築
2008年11月22日
改築される潮止め井堰の右岸魚道
井堰は昭和54年3月竣工。水生生物の往来を確保しようと両岸に階段状の魚道が設置されているが、勾配と水流がきつく、アユの遡上が困難になるなどの弊害が出ていた。
平成16年に県土木事務所の呼びかけで発足した有識者らの「魚にやさしい川づくり委員会」が同川の井堰約20カ所について改築を提言。下流部から順に工事することになり、最下流の同井堰から改築が始まった。
交互に入り組む隔壁で水の勢いを和らげる「バーチカルスロット式」を導入。従来よりも傾斜も緩やかになり、非力な魚でも移動しやすい特長があるという。
今月14日に着工。200トン分を超える土のうで水をせき止め、来年3月下旬の竣工を目指す。工事費は約900万円。予算の関係上、水流との兼ね合いで魚が集まりやすい右岸側のみ工事する。
上郡土木事務所河川砂防課は「予算がつけば、さらに改築を進めていきたい」と話している。
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掲載紙面(PDF):
2008年11月22日(1822号) 4面 (19,211,662byte)
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コメント
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投稿:高取トンネル 2009年11月20日現在ではどこから取水していて、そこまでにどれくらいの潮止め堰が必要なのか、どういう計画になっていたのでしょう。でも、少なくとも当時海水が逆流した標高までは潮止め堰が必要なようですね。
これまでの歴史的ないきさつも重要ですね。
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投稿:小林憲恭 2009年11月19日0 0
投稿:トンネル 2009年11月15日0 0
投稿:赤穂民報 2009年11月15日以前より潮止め堰の必要性に疑問を感じていました。潮止め堰は名前の通り塩分の遡上を阻止するものですが、千種川にはなぜ本川だけで40もの潮止め堰が必要なのでしょうか。
http://web.pref.hyogo.jp/contents/000018088.pdf
理屈からすれば、確実に潮止めできる堰が1つあればそれより上流には必要ないはずです。
赤穂市に住むようになってから砂子の潮止め堰から海水が逆流しているのを見たことありません。
魚道の設置より、潮止め堰の撤去の方が理屈にかなっているのではないでしょうか。
更に言えばそもそも千種川を人工的に淡水化する必要があるのか、という疑問もあります。
私は魚や鳥がたくさんいる千種川が大好きなので、できるだけ自然のままの美しい千種川であって欲しいと思います。
赤穂民報さんはどう思われますか。
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投稿:小林憲恭 2009年11月15日コメントを書く