- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
癒やされた絵本
2019年02月23日
『大きな木の家―わたしのニコ・ピロスマニ―』 ○絵と文/はらだ たけひで ○冨山房インターナショナル
この国のことをくわしくは知りませんが、いくたびもの戦乱によって国土は荒れ、人々の心もすさんでいっただろうと想像されます。ですが、この作品は文も絵もそんなことを感じさせません。
不思議なのです。貧しい生活の中から、どうしてこんなにも美しい絵本が生まれるのでしょう。
どのページの絵にも心がいやされます。ページをめくりながら、いつしか眠っていました。
私たちは、経済的な面で人を評価することがあります。そのことが誤りであることを、この絵本は教えてくれます。ピカソやゴッホ、マチスなどの名画とは、ひと味もふた味もちがった美の世界を知りました。
* * *
『大きな木の家―わたしのニコ・ピロスマニ―』○絵と文/はらだ たけひで○冨山房インターナショナル
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2019年2月23日号(2315号) 3面 (7,110,968byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
クルピラが住むアマゾン 2013年09月28日夜のスイッチ 2013年09月21日古老とかかし 2013年09月14日ちょうちょうへの思い 2013年09月07日クック諸島のマウイ 2013年07月20日なみ 2013年07月13日世にも不思議な物語 2013年06月29日年をとったひきがえる 2013年06月01日夢みる少女 2013年05月25日本はきらいですか… 2013年05月18日はじめの ちいさな いっぽ 2013年04月13日すばらしい絵本との出会い 2013年04月06日きみの行く道 2013年03月23日あっ おちてくる ふってくる 2013年02月23日時間はどこにいるの? 2013年02月16日
コメントを書く