少林寺拳法 インターハイで入賞狙う
2019年07月19日
インターハイ入賞を目標に掲げ、厳しい稽古に励む下脇美都さん
今年3月の全国高校選抜は僅差で決勝進出を逃した下脇さん。「自分の力は出せた」と思う一方、「周りの人がみんな自分より強そうに見えた」「もっと練習できたんじゃないか」といった不安や悔いも残ったという。そこで、従来は週3日だった稽古を最大6日まで増やし、練習時間の約半分を厳しい体幹トレーニングに充てた。
「今までで一番練習した」という質量ともにハードな稽古で足腰とバランスを強化。突きと蹴りの切れが増し、演武構成に初めて二段蹴りを取り入れた。6月の県予選は2年生ながら準優勝。上位2人に与えられるインターハイ出場権を得た。
指導する少林寺拳法赤穂スポーツ少年団の長崎秀敏支部長は「技の一つ一つにメリハリが感じられるようになった」と実力向上に太鼓判を押す。下脇さんは「今までは『決勝進出』を目標にしていたけれど、今回は『入賞』を目指す」と、自信も身につけて大会へ挑む。
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掲載紙面(PDF):
2019年7月20日号(2333号) 4面 (9,976,627byte)
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