「災害救助犬」の役割学ぶ
2019年08月26日
捜索のデモンストレーションもあった災害救助犬講座
赤穂市ボランティアセンターがサマーボランティアスクールとして主催。夏休みの親子など約25人が受講した。災害救助犬やセラピードッグの育成と派遣に取り組む認定NPO法人「日本レスキュー協会」(伊丹市)からスタッフ3人と災害救助犬の「金蔵」(ジャーマンシェパードドッグ、オス4歳)と研修中の「ラフィー」(ブリタニースパニエル、オス5歳)の2頭を招いた。
同協会によると、災害救助犬は阪神淡路大震災をきっかけに日本でも知られるようになった。嗅覚にすぐれ、物音や暗所を怖がらない犬が向いており、生後2〜3か月から3〜4年かけて訓練。8歳ごろで引退し、ボランティアに引き取られて第二の人生を送る。
講座では、警察犬が足跡の臭いをたどるのに対し、災害救助犬は空気中に漂う体臭を頼りに人を捜すという違いを説明。家の模型4つのうちの一つに隠れた人を金蔵が捜し当てるデモンストレーションを披露した。
金蔵は祖父も災害救助犬で、母は警察犬。昨年7月の西日本豪雨災害でも被災地に出動し、救助に活躍したという。同協会の今井雅子さんは、「災害救助犬について理解と支援が広まってほしい」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2019年8月31日号(2338号) 1面 (6,437,190byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
交通安全グッズを寄贈 [ 社会 ] 2008年08月28日4公共施設で指定管理者を募集 楽しみながら川の現状を学習 赤穂市の人口 6年連続減少 [ 社会 ] 2008年08月08日「笑顔多い一年に」藤田隆夫ロータリクラブ新会長 [ 社会 ] 2008年08月08日「赤穂は第二のふるさと」山之口敏雄ライオンズクラブ新会長 [ 社会 ] 2008年08月08日手洗い徹底で食中毒防止を [ 社会 ] 2008年08月06日しめやかに「八木進さんをしのぶ会」 [ 社会 ] 2008年08月03日姉妹都市へ中学生派遣 障害者支援団体「みのり赤穂」 NPO目指し設立 [ 社会 ] 2008年08月01日尾崎・塩釜神社が90年ぶり社殿改築 [ 社会 ] 2008年07月27日発達障害への支援考えるセミナー 西部診療所 住民の約7割が「必要」 [ 社会 ] 2008年07月19日学校給食でも地産地消 大型店が地域に与える影響を考える
コメントを書く