赤穂民報川柳〔第73回〕濱邉稲佐嶽・選
2020年04月25日
【今回の課題】自由吟
▽秀作
春ふわり洗い流して恋終る
大島 慶子(中 広)
【評】春と恋終るの明暗。一句の中の対比は川柳の理。オノマトペも効果的。
▽佳作
閉店と書く筆寂し令和の春
尾上 知子(坂 越)
あの方を今年も偲のびひなかざる
高橋智恵子(尾 崎)
マスクなく作り寄付する乙女あり
吉村早百合(上仮屋)
※都合により、今回は濱邉稲佐嶽氏が選者を務めました。
* * *
【次回以降の課題】
▽第74回(4月30日締切)=課題吟「和菓子」
▽第75回(5月31日締切)=自由吟
* * *
▽応募要領=官製はがきに課題と作品(1回につき1人1句、自作未発表の句に限る)、住所、氏名、電話番号を楷書で明記し、〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社「川柳係」へ郵送
▽選者=濱邉稲佐嶽(川柳赤穂吟社講師)
▽入選句発表=秀作1句と佳作3句を本紙ホームページと締切日の翌月中の紙面で発表。
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掲載紙面(PDF):
2020年4月25日号(2369号) 2面 (7,172,245byte)
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[ 赤穂民報川柳 ]
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