「現代の名工」直伝 焼き菓子新発売
2020年06月05日
装い新たに営業再開したスイーツ&ベーカリー「ほのか」のみなさん
赤穂精華園B型事業所が運営する同店は、職員と利用者計10人が勤務。赤穂塩ラスクをはじめ、焼きたてベーカリーが人気でカフェスペースも併設している。利用者の工賃アップにつながる売上向上を目指そうと、専門家のアドバイスを受けられる兵庫県の人材マッチング事業に応募。県洋菓子協会長の福原さん=洋菓子店ボックサン代表=と販売促進に詳しい三坂美代子さん(58)=企画会社クアドロ=が派遣された。
福原さんは材料の分量から生地の作り方、オーブンの焼き時間までレシピを直伝。「何回作っても同じ品質になるように」と基本を忠実に守る大切さを説いたという。三坂さんは営業コンセプトとともに店舗装飾とコスチュームの一新を提案。地名にちなんで赤を基調にしたデザインにリニューアルし、店名も従来の「ほのか工房」から、より親しみやすいように「ほのか」に変更した。
フィナンシェは「国産バターの豊かな香り」を風味に活かした。「絹のような口当たり」を目指したシフォンケーキは滑らかな口溶けが楽しめる。いずれもおいしさを引き出すアクセントに赤穂塩を使っている。
何度も試作を繰り返した末に福原さんのOKをもらったという職員の山根光美さん(62)=目坂=は「お店の看板商品にしていきたい」と出来映えに自信。接客などを担当する花田千佳さん(35)=たつの市=は新しいコスチュームが気に入っている様子で、「たくさんのお客さんに来てほしい」と話した。
フィナンシェ1個150円、シフォンケーキ1個800円(6分の1カット150円)。6月6日(土)から10日(水)まで300円以上購入した人にフィナンシェを1個進呈する(各日先着100人)。営業時間は午前7時半〜午後5時半。TEL0791・56・9660。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年6月6日(2373号) 1面 (9,147,827byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「経営者より商売人でありたい」赤穂出身の木村元昭・TSUTAYA社長 4公共施設で指定管理者を募集 4施設が指定管理者を募集へ 地場産野菜が集結「赤穂とれたて朝市」 畑に看板立ててタデ栽培をPR 商工会議所の無料相談会 赤穂化成が新製品 冷凍用飲料「水氷」 [ 商業・経済 ] 2008年07月07日「フレスポ赤穂」も来週説明会 中広東沖に出店計画の24時間スーパーが説明会 [ 商業・経済 ] 2008年07月01日単位勘違いで「350円」落札 FC設立半月で映画ロケ誘致に成功 兵海カラフトが破産手続きへ 「好きなこと見つけて」有年中で進路学習会 大黒天物産が地元説明会 赤穂にフィルムコミッション発足
コメント
0 0
投稿:とっても美味 2020年06月06日コメントを書く