調査回答社の半数「売上50%以上減」
2020年06月19日
新型コロナウイルス感染症が地域経済へ与えている影響を調べるために赤穂商工会議所が会員事業所を対象に実施した緊急アンケート調査(6月1〜10日、回答数46社)で、昨年に比べて売上(出荷額)が50%以上減少したと答えた事業所が半数に上った。
「50〜70%減少」が最も多く12社、「70〜90%」は7社、「90〜100%」が4社あった。
経営への影響を尋ねた質問では、6割に相当する28社が「かなり影響がある」と回答。「廃業・倒産を避けられない状況」と答えた会社はなかったが、9社が「経営に危機が生じている」と回答した。
今後必要と思われる雇用策(すでに実施しているものも含む)では、「新規採用の抑制」「従業員の一時帰休」がともに12社だった。
同会議所が実施している経営相談では、4月と5月に受け付けた相談件数313件のうち7割近い214件が新型コロナの影響に起因する融資や助成金などの相談だった。4月は融資相談が最も多く、5月は4分の3が持続化給付金など助成金制度に関する相談だったという。
小規模事業者が取り組む販路開拓などにかかる費用を国が支援する「小規模事業者持続化補助金」の申請も例年に比べて増えているといい、同会議所は「新しい生活様式に応じたビジネスモデルへの転換や創出が求められており、会議所としても積極的に取り組む事業所をサポートしていきたい」と話している。
掲載紙面(PDF):
2020年6月20日号(2375号) 3面 (10,873,809byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「50〜70%減少」が最も多く12社、「70〜90%」は7社、「90〜100%」が4社あった。
経営への影響を尋ねた質問では、6割に相当する28社が「かなり影響がある」と回答。「廃業・倒産を避けられない状況」と答えた会社はなかったが、9社が「経営に危機が生じている」と回答した。
今後必要と思われる雇用策(すでに実施しているものも含む)では、「新規採用の抑制」「従業員の一時帰休」がともに12社だった。
同会議所が実施している経営相談では、4月と5月に受け付けた相談件数313件のうち7割近い214件が新型コロナの影響に起因する融資や助成金などの相談だった。4月は融資相談が最も多く、5月は4分の3が持続化給付金など助成金制度に関する相談だったという。
小規模事業者が取り組む販路開拓などにかかる費用を国が支援する「小規模事業者持続化補助金」の申請も例年に比べて増えているといい、同会議所は「新しい生活様式に応じたビジネスモデルへの転換や創出が求められており、会議所としても積極的に取り組む事業所をサポートしていきたい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年6月20日号(2375号) 3面 (10,873,809byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 商業・経済 ]
県助成で観光周遊バス [ 商業・経済 ] 2009年08月08日商工会議所の無料相談会 [ 商業・経済 ] 2009年08月01日プレミアム商品券 約9割が換金 [ 商業・経済 ] 2009年07月25日JR西日本 播州赤穂駅長が異動 [ 商業・経済 ] 2009年07月07日市内最高路線価 郵便局前は3千円下落 [ 商業・経済 ] 2009年07月02日海水浴場の安全を祈願 BASF赤穂工場、売却を基本合意 [ 商業・経済 ] 2009年07月01日景況感3期連続悪化も見通しは回復 [ 商業・経済 ] 2009年06月17日「みのり赤穂」念願の直売店オープン 夜店の盛り上げに学生も一役 赤穂にちなんだ洋菓子が人気 [ 商業・経済 ] 2009年06月11日観光協会の事務局長を公募 住友大阪セメント、一般廃棄物も受入れへ 公募の事務局長、任期残して退職 商工会議所の無料相談会
コメントを書く