市政アドバイザーに平田オリザ氏
2020年08月01日
市政特別アドバイザーに就任した平田オリザ氏
オリザ氏の祖父・内蔵吉(1901−45)は医学者で、同氏によると、息継ぎ井戸の近くで薬問屋を営んでいたという。内蔵吉の弟晋策(1904−36)は軍事小説家として名を馳せた。平田家は小池百合子・東京都知事の母方にあたる尾崎の小川家とも親戚だという。
オリザ氏は1995年に岸田国士戯曲賞を受賞した「東京ノート」など数々のすぐれた作品を生み出し、2011年にはフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受勲するなど日本の演劇界を牽引する存在。昨年9月、城崎国際アートセンター芸術監督を務める豊岡市に転居し、来年同市に開学準備中の国際観光芸術専門職大学の学長に就任する予定となっている。知人を介して面会した牟礼正稔市長から市政特別アドバイザー就任を依頼されて快諾した。
7月31日に委嘱式のため来穂したオリザ氏は、「赤穂の最大のポテンシャルは知名度。文化やアートをトリガーにしてインバウンドを呼び込める。テレワークで、姫路や神戸に勤めても住居は風光明媚で安全な食がある赤穂、となる可能性がある」と伸びしろに言及。牟礼市長は「アドバイスをいただいて、子どもたちが健やかに育っていける環境を整えていきたい」と抱負を述べた。
赤穂市の市政特別アドバイザーは社会心理学者の三浦麻子氏=大阪大学大学院人間科学研究科教授=、ロボット用ソフトウェア開発会社「エックス・モブ ジャパン」社長の長安成暉氏に続いて3人目。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】市政特別アドバイザー2人目は学生起業家
掲載紙面(PDF):
2020年8月8日号(2381号) 1面 (8,559,869byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
《市民病院医療事故多発》「患者と家族、市民におわび」 赤穂管内居住の新規陽性者17人(6月28日) [ 社会 ] 2022年06月28日赤穂管内居住の新規陽性者2人(6月27日) [ 社会 ] 2022年06月27日教習コース使い自転車交通安全教室 [ 社会 ] 2022年06月27日赤穂LC 新会長に寒川真吾氏 [ 社会 ] 2022年06月27日赤穂RC 新会長に西川英也氏 [ 社会 ] 2022年06月27日赤穂管内居住の新規陽性者13人(6月26日) [ 社会 ] 2022年06月26日赤穂管内居住の新規陽性者7人(6月25日) [ 社会 ] 2022年06月25日《市民病院医療事故多発》医療事故7件で文書報告期限守られず 《市民病院医療事故多発》市長と病院幹部が会見へ「早急に市民への説明責任果たす」 赤穂管内居住の新規陽性者15人(6月24日) [ 社会 ] 2022年06月24日市民病院2021年度決算見込み 17年ぶり黒字見通し [ 社会 ] 2022年06月24日赤穂管内居住の新規陽性者8人(6月23日) [ 社会 ] 2022年06月23日「2メートルの間合いと大声」護身術訓練 [ 社会 ] 2022年06月23日赤穂管内居住の新規陽性者14人(6月22日) [ 社会 ] 2022年06月22日
コメント
7 0
投稿:赤穂草莽 2020年08月02日コメントを書く