「北の玄関口」住民有志がまちおこし隊
2020年08月22日
有年地区の活性化を目指して発足した「うね地区まちおこし隊」
かつては宿場町として栄えた有年地区だが、少子化と過疎化で人口は減少。高齢率も高まっている。近年は国道2号バイパス化に伴い土地区画整理事業が進み、JR有年駅が橋上化されるなど、まちづくりの進展に合わせて新規移住や交流人口の増加が期待されている。
「一人でも多く有年の地に足を運び、移住してほしい。そのためには地元の魅力を掘り起こし、PRすることが必要」と語るのは、グループ代表の森田博義さん(71)。有年原自治会の会長でもある森田さんは2年前から自分の思いを人に話すうちに少しずつ賛同者が現れたという。今年1月に初顔合わせ。10年後、20年後を見据えた有年の将来像について話し合いを重ね、今月8日に13人のメンバーで正式にグループを発足した。
18日は有年原・田中遺跡の西側法面約100メートルにヒガンバナの球根約1000球を植え付けた。秋には、すぐそばを走るJRの車窓からも真っ赤な花列が見えるようになる。
今後は周辺の土地に春に咲く植物の種もまき、SNSに写真や動画をアップするほか、訪れた人が滞在できるよう集会所を休憩所に活用し、空き古民家を宿泊施設に再生する構想もある。
森田さんは「まずは住んでいる自分たちが誇りと愛着を持てる地区に育てていきたい。そうすれば、きっと活気が生まれるはず」と意気込んでいる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年8月22日号(2382号) 1面 (4,910,554byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
新型肺炎の感染拡大に備え態勢徹底 [ 社会 ] 2020年01月29日「文化財防火デー」前に消防訓練 議員定数協議「現状維持」が大半 救急出動件数3年ぶり減少 [ 社会 ] 2020年01月24日《市公共工事贈収賄》元土木係長に執行猶予付き有罪判決 防火へ士気高揚 消防出初式 [ 社会 ] 2020年01月19日永年勤続の従業員を表彰 [ 社会 ] 2020年01月14日成人祝賀式で大人の門出祝う [ 社会 ] 2020年01月13日《西有年産廃》公文書公開請求後に知事発言録を破棄 新年交礼会 一年のスタート祝う 《西有年産廃》「『心配ない』ともっていけるか」知事発言 赤穂JC理事長に寺岡里江子氏 女性初 [ 社会 ] 2019年12月29日民生委員として多年功労 大臣表彰 [ ボランティア ] 2019年12月27日サンタがバイクに乗ってやって来た [ ボランティア ] 2019年12月24日加里屋川連絡協に県くすのき賞 [ 社会 ] 2019年12月24日
コメント
1 0
投稿:有年住民 2020年08月29日有年の将来をお願いします
11 0
投稿:応援 2020年08月22日応援しています!!
10 0
投稿:有年住民 2020年08月22日奥行のある文化を大切に、魅力ある、地域にして下さい。
歴史と文化を大事に、赤穂の目標です。
11 0
投稿:考古学愛好者 2020年08月22日コメントを書く