赤穂のカキも出荷再開「身入りしっかり」
2020年12月23日
播磨灘西部の養殖マガキから貝毒が検出された問題で、兵庫県は23日、赤穂市海域のカキの安全性を確認し、今月1日から赤穂市漁協に要請していた出荷自主規制を、たつの、相生に続いて解除した。
県が赤穂市海域で採取したマガキを調べた貝毒検査では、12月8日採取分と15日採取分で基準値を下回り、22日採取分からは検出されなかった。「3週続けて基準値以下」と定める出荷自粛要請の解除基準を満たしたため、23日に要請を解除した。
県水産技術センターによると、カキなど二枚貝の貝毒は海水中のプランクトンによるもの。毒をもったプランクトンがいなくなれば、貝は安全になる。赤穂市海域で12月21日に採水した海水からは有毒プランクトンは検出されなかった。
市漁協によると、24日から本格的に出荷が再開される見通し。出荷自粛により養殖期間が長くなったことで、「身入りのしっかりした良質なカキが育っている」という。安全性をアピールしつつ、一度中断した販路をどこまで回復して売上を挽回できるかが課題となる。
掲載紙面(PDF):
2021年1月1日号・第2部(2399号) 1面 (3,942,787byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
県が赤穂市海域で採取したマガキを調べた貝毒検査では、12月8日採取分と15日採取分で基準値を下回り、22日採取分からは検出されなかった。「3週続けて基準値以下」と定める出荷自粛要請の解除基準を満たしたため、23日に要請を解除した。
県水産技術センターによると、カキなど二枚貝の貝毒は海水中のプランクトンによるもの。毒をもったプランクトンがいなくなれば、貝は安全になる。赤穂市海域で12月21日に採水した海水からは有毒プランクトンは検出されなかった。
市漁協によると、24日から本格的に出荷が再開される見通し。出荷自粛により養殖期間が長くなったことで、「身入りのしっかりした良質なカキが育っている」という。安全性をアピールしつつ、一度中断した販路をどこまで回復して売上を挽回できるかが課題となる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年1月1日号・第2部(2399号) 1面 (3,942,787byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
救急搬送先決定に30分以上増加 コロナ拡大影響か [ 社会 ] 2021年05月01日赤穂の「子ども」23年連続減少 赤穂健福事務所管内も迫るステージ4 [ 社会 ] 2021年04月29日ハザードマップ改定 想定最大を反映 [ 社会 ] 2021年04月29日令和3年春の叙勲 [ 社会 ] 2021年04月29日新規感染3人 80代女性は中等症 [ 社会 ] 2021年04月28日10代男性が感染 感染経路は不明 [ 社会 ] 2021年04月27日赤穂健福事務所管内で3人感染 [ 社会 ] 2021年04月26日民間文化施設の開館状況 濃厚接触者の児童生徒1人が感染 海浜公園 緊急事態宣言中の飲酒、持込み食事を禁止 新規感染6人 10代未満も [ 社会 ] 2021年04月25日赤穂市内の主な商業施設 緊急事態期間中の営業 濃厚接触者の5人が感染 [ 社会 ] 2021年04月24日赤穂市も緊急事態措置区域に指定へ [ 社会 ] 2021年04月23日
コメント
楽しみにしておりました。
牡蠣養殖業者の皆様、巻き返してくださいませ。
赤穂市の皆さん、地産地消で、応援しましょうね!
19 0
投稿:よかった!!! 2020年12月23日コメントを書く