災害廃棄物の優先処理など住友大阪セメントと協定
2021年07月14日
赤穂市と住友大阪セメントの包括連携協定締結式
同市と同社は一昨年、市内で発生した災害廃棄物を同社所有地に一時的に保管する仮置き協力協定を締結。今回の協定により、同社が災害廃棄物を引き取り、セメント製造の原料にリサイクルするほか、石炭の代替燃料として焼却する。また、復旧工事で使用するセメントの供給、橋脚などの被害点検への助言も行う。
同社によると、これまでに東日本大震災や3年前の西日本豪雨災害などで発生した災害廃棄物合計約20万トンを処理した実績があるという(うち1万トンは赤穂工場で処理)。
締結された協定では、▽青少年健全育成▽観光振興−なども連携事項に盛り込まれた。同社の諸橋央典(ひろつね)社長は「関西圏唯一のセメント工場として、従来から受け入れている工場見学のほか、タワーを観光資源として活かしてもらえれば」と語った。
同社は宮城県、栃木県と同様の協定を締結しており、市町村では今回が初めて。また、災害廃棄物処理協力協定は高知県須崎市、千葉県船橋市と結んでいる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年7月17日号(2425号) 1面 (9,672,281byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
段ボールでベッド 避難所体験 [ 社会 ] 2019年03月10日
藻場再生へアマモ苗移植 「ホタル飛ぶ川に」加里屋川で幼虫放流 《高野産廃》初回から協定不履行 展開検査撮影せず [ 社会 ] 2019年03月02日山火事想定して連携訓練 [ 社会 ] 2019年02月25日
入潮泰吉さんに赤穂初の緑十字金章 [ 社会 ] 2019年02月15日
近隣4高校がICTサミット [ 社会 ] 2019年02月11日
鮮魚販売協同組合 新組合長に山野崇氏 [ 社会 ] 2019年02月08日高野の産廃処分場 操業開始で立入検査 [ 社会 ] 2019年02月06日
県議選 現職・長岡氏が5選へ出馬表明 [ 社会 ] 2019年02月06日
元中学校長の佐方直陽さんに瑞宝双光章 [ 社会 ] 2019年02月06日高野の安定型処分場が産廃受け入れ開始 《御崎メガソーラー》建設現場を関係者らが視察 [ 社会 ] 2019年01月30日
就労継続支援A型施設に活動助成金 [ 社会 ] 2019年01月29日
《市長選2019》20歳代以下の投票率は3割下回る [ 社会 ] 2019年01月26日
コメントを書く