「絶対食べないで」駅前通りに毒キノコ
2021年08月25日
駅前通りに生えていた毒キノコのオオシロカラカサタケ
オオシロカラカサタケはハラタケ科のキノコ。春から秋にかけて発生し、マッシュルームのような形から生長すると傘が平らに開く。加熱や冷凍しても毒性はなくならず、食べると消化器系の中毒症状を引き起こす。赤穂市内では2010年に市内の公園に自生していたオオシロカラカサタケを生でかじった20代男性が約2時間後に腹痛や嘔吐、下痢を発症して入院した事例がある。
かつては沖縄や小笠原諸島でしかみられなかったが、1980年代から本州でも確認されるようになったという。公園や河川敷など身近なところでも珍しくないという。
同事務所は「キノコは見分けが難しい。食用のキノコに似ていても実は毒キノコだったということもあるので、手を出すべきではない」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年8月28日号(2429号) 4面 (5,770,893byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
コメントを書く