高齢者大学のエッセイ同人誌50号に
2022年02月16日
同人誌『ペンの散歩みち』の刊行が50号を超えた高齢者大学城西校エッセイ部のみなさん
同部は1999年に城西校のカレッジと学園生の有志5人で発足。現在の会員数は9人で毎月第1月曜日の午後1時から城西公民館で活動している。
当初は各自の作品を持ち寄って互いに感想や批評を述べ合うのみだったが、「後に残るものになるように」と2004年から簡易製本の冊子(A5判)にまとめるようになった。1人1本ずつ原稿を集め、1月と5月、9月に刊行。40部つくって市立図書館や公民館などに配布しているという。
テーマや文字数に制約はなく、身の回りの出来事や時事問題、過去の回想などを題材に自由に随筆する。節目の50号も、亡母の思い出をつづった「無償の愛」、帰省した息子家族と普通に会えないコロナ禍のストレスを述懐した「『帰りたい、帰れない』」、海上保安官としての経験談を書いた「昔日の南部十四年式」など多彩な作品が集まった。巻頭には創刊号以降の表紙写真を一挙掲載。会員たちにとって感慨深い記念の一冊となった。
創刊した年から在籍して16年になる部長の亀谷侑玄(ゆうげん)=本名・弘=さん(86)は「16年と言えば長いようだが、すべてが昨日の出来事のよう」と振り返った。城西地区以外からの入部も可能で、「興味がある方は一度見学に来てもらえれば」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年2月19日号(2451号) 4面 (11,644,086byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂城の情報満載『攻略本』 [ 文化・歴史 ] 2020年09月26日第33回赤穂民報習字紙上展の入賞者 駅ギャラリーで絵手紙グループ展 [ 文化・歴史 ] 2020年09月19日市内最大の山城 住民らルート整備 忠臣蔵カルチャー動画で チャンネル開設 [ 文化・歴史 ] 2020年09月19日中学まで卓球部 練習2か月で東京国際声楽コンへ [ 文化・歴史 ] 2020年09月05日小川真澄さん 13日ソプラノリサイタル まちの魅力をPR 駅ロータリーに看板 [ 文化・歴史 ] 2020年08月13日川柳赤穂吟社の創立世話人 大上三穂子さん死去 今秋のル・ポン音楽祭 コロナで中止 絵本の原画展 5回シリーズで [ 文化・歴史 ] 2020年07月31日地元作家らによる創作うちわと風鈴展 [ 文化・歴史 ] 2020年07月29日平安時代の疫病除けおまじない [ 文化・歴史 ] 2020年07月22日塩屋の屋台行事もコロナで自粛 鉱物と化石 私設資料館23日オープン [ 文化・歴史 ] 2020年07月18日
コメントを書く