《市民病院医療事故多発》医療過誤事案 警察に届けず
2022年06月02日
赤穂市民病院で2020年1月、74歳(当時)女性患者の腰椎を手術中、過ってドリルで一部の神経を切断し、両足と膀胱、直腸に重度の障害が生じた医療過誤で、病院が内規に反して警察への届出を怠っていたことがわかった。
医療事故への対応基準を定めた同病院の「医療安全対策実施要項」では、▽医療過誤によって死亡または傷害が発生した場合またはその疑いがある場合、院長は、速やかに所轄警察署に届出の指示を行う▽警察署への届出を行うに当たっては、原則として、事前に患者、家族に説明を行う▽届出は医療課が行う―と定められている。
しかし、病院が赤穂市に提出した医療事故報告書によると、「事故の状況は医療過誤」と記載しながらも、「警察への届出」の欄は「無」となっている。また、患者家族は赤穂民報の取材に「警察に届け出ます、警察へ届け出た、などの説明は一切なかった」と証言している。
医療過誤を警察に届け出たのかどうかについて、病院はこれまで「係争中で答えられない」として明らかにしていなかった。
関連サイト:
【関連記事】医療過誤で重度障害 同一医師で事故8件(2021年09月18日)
掲載紙面(PDF):
2022年6月4日号(2464号) 1面 (9,638,423byte)
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医療過誤事案の警察への届出を怠っていた赤穂市民病院
医療事故への対応基準を定めた同病院の「医療安全対策実施要項」では、▽医療過誤によって死亡または傷害が発生した場合またはその疑いがある場合、院長は、速やかに所轄警察署に届出の指示を行う▽警察署への届出を行うに当たっては、原則として、事前に患者、家族に説明を行う▽届出は医療課が行う―と定められている。
しかし、病院が赤穂市に提出した医療事故報告書によると、「事故の状況は医療過誤」と記載しながらも、「警察への届出」の欄は「無」となっている。また、患者家族は赤穂民報の取材に「警察に届け出ます、警察へ届け出た、などの説明は一切なかった」と証言している。
医療過誤を警察に届け出たのかどうかについて、病院はこれまで「係争中で答えられない」として明らかにしていなかった。
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コメント
まずは現場の職員、管理者から変わらないとだめだぞ。
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投稿:委譲したら? 2022年06月03日と、言う、笑えない話をよく聞きます。
長年培った、市民の安心出来る病院という信頼は、地に堕ちてしまいました。
命に携わる団体のイメージの回復は、何処かの大学とかと違い、当事者の首だけ替えても難しいと思います。
現在の市民病院は、外から見ても閑散としていて、現在の患者数も、あるのか心配。
根本的なやり直しが必要ではないでしょうか。
今後の信頼回復のための取り組みも聞こえて来ませんが、どうなってしまうのでしょう。
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投稿:今後の話も聞こえて来ないが 2022年06月03日21 5
投稿:赤穂君 2022年06月03日公立病院として、赤穂市民病院は、終わってますね。
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投稿:マニュアル 2022年06月03日コメントを書く