現道改良見込む高取峠を視察
2022年08月30日
交通事故防止対策としてカーブを緩やかにする道路改良整備が計画されている国道250号の高取峠を赤穂市議会の幹線道路・河川整備特別委員会(瓢敏雄委員長)がこのほど現地視察した。
高取峠については、赤穂市は相生市と合同でトンネル化を県に要望しているが、県が計画的・重点的に整備する事業を示す「社会基盤整備プログラム」には「周辺環境の変化や、周辺の地域づくりの進展状況など社会経済情勢の動向を見極め事業化を検討する」との記載にとどまっている。
そこで県は、同峠で発生する交通事故を防止する当面の対策として、現道を拡幅してカーブの角度をなるべく緩和する道路改良を提案。市は「まずは現道の交通安全対策を行い、その上でトンネル化を求めていく」(牟礼正稔市長)と応じ、県は今年度予算に拡幅に必要な用地補償費を計上した。順調なら来年度にも着工する見通しだ。
現地視察には瓢委員長をはじめ委員8人と正副議長が参加。所管課の説明を受け、具体的な施工箇所を確認するなどした。
その他の幹線道路・河川の今年度整備予定としては、赤穂佐伯線は「南工区の予備設計と測量」、高雄有年線は「南工区(周世坂から南)の用地買収、北工区は先行事業の進捗を踏まえ着手予定」となっている。国交省が直轄する国道2号相生有年道路は相生市若狭野地区で道路拡幅工事、有年原地区でJRアンダーパス工事をそれぞれ行う。
また、2012年度に河川改修整備が再開して進んでいる加里屋川では有楽橋と加里屋橋の間で護岸改修を実施。千種川では河口付近の右岸で地震・高潮対策として特殊堤の設置を進める。土砂災害警戒区域となっている木津の大鹿谷川では砂防事業の工事に着手する。
掲載紙面(PDF):
2022年9月3日号(2475号) 3面 (10,436,044byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
カーブを緩やかにするための現道改良整備が予定されている高取峠を視察した赤穂市議会の幹線道路・河川整備特別委員会
高取峠については、赤穂市は相生市と合同でトンネル化を県に要望しているが、県が計画的・重点的に整備する事業を示す「社会基盤整備プログラム」には「周辺環境の変化や、周辺の地域づくりの進展状況など社会経済情勢の動向を見極め事業化を検討する」との記載にとどまっている。
そこで県は、同峠で発生する交通事故を防止する当面の対策として、現道を拡幅してカーブの角度をなるべく緩和する道路改良を提案。市は「まずは現道の交通安全対策を行い、その上でトンネル化を求めていく」(牟礼正稔市長)と応じ、県は今年度予算に拡幅に必要な用地補償費を計上した。順調なら来年度にも着工する見通しだ。
現地視察には瓢委員長をはじめ委員8人と正副議長が参加。所管課の説明を受け、具体的な施工箇所を確認するなどした。
その他の幹線道路・河川の今年度整備予定としては、赤穂佐伯線は「南工区の予備設計と測量」、高雄有年線は「南工区(周世坂から南)の用地買収、北工区は先行事業の進捗を踏まえ着手予定」となっている。国交省が直轄する国道2号相生有年道路は相生市若狭野地区で道路拡幅工事、有年原地区でJRアンダーパス工事をそれぞれ行う。
また、2012年度に河川改修整備が再開して進んでいる加里屋川では有楽橋と加里屋橋の間で護岸改修を実施。千種川では河口付近の右岸で地震・高潮対策として特殊堤の設置を進める。土砂災害警戒区域となっている木津の大鹿谷川では砂防事業の工事に着手する。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年9月3日号(2475号) 3面 (10,436,044byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
少年少女国連大使に選抜 [ 社会 ] 2014年06月07日「朝活」で学生の一日にリズム [ 社会 ] 2014年06月07日南海地震で被害想定「死者484人」 [ 社会 ] 2014年06月06日豆田市長「事業の目途つけば進退表明」 [ 社会 ] 2014年06月05日赤穂RC新会長に井本学明氏 [ 社会 ] 2014年06月02日赤穂LC新会長に金礪正和氏 [ 社会 ] 2014年06月02日友の会から優良警察官2人に感謝状 [ 社会 ] 2014年06月02日音楽隊演奏で交通安全啓発 唐船海水浴場で現地確認「開設OK」 [ 社会 ] 2014年05月30日国芳の忠臣蔵錦絵50枚揃い寄贈 赤穂市も今年9月から新電力 [ 社会 ] 2014年05月28日市医師会長に黒田和司氏 [ 社会 ] 2014年05月28日うどん店で障害者の自立支援 [ 社会 ] 2014年05月27日還付加算金、225件で計算誤り [ 社会 ] 2014年05月26日アートマイルがユネスコ奨励事業に
コメントを書く