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シティマラソン参加者に五輪メダリストが指南

 2022年10月23日 
 赤穂シティマラソン大会(11月13日)を前に記録向上に役立ててもらおうと、参加ランナーを対象にしたランニングクリニックが加里屋の城南緑地陸上競技場でこのほどあり、アテネ五輪陸上女子1万メートルで銅メダルを獲得するなど活躍した千葉真子さん(46)を講師に招いた。

ランニングクリニックで参加者と一緒に走った千葉真子さん


 千葉さんは参加者と一緒にトラックをジョギング。背筋を伸ばし、しっかり腕を振ることなどをアドバイスした。23日には2000年シドニー五輪男子マラソン銀メダリストのエリック・ワイナイナさん(48)をゲストに迎えたランニングクリニックも開かれ、効率の良い走りにつながる腕の振りや足の蹴りなどを意識したトレーニング方法をコーチした。

笑顔でランナーを励ますワイナイナさん


 千葉さんは「欲張らず、後半にスピードを上げていくイメージで」とレースで好記録を出すコツを話し、ワイナイナさんは「目標の順位やタイムをクリアしてほしい」と励ました。

 2回ともクリニックに参加した塩屋の塩野克己さん(78)は「千葉さんのアドバイスはわかりやすかった。ワイナイナさんの練習は普段やったことのない動きで刺激になった」と話し、大会での完走を誓った。
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掲載紙面(PDF):
2022年10月29日号(2481号) 4面 (7,751,332byte)
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