今月１９日までデンマークで開催された世界パワーリフティング選手権大会で日本代表の福島友佳子さん（５２）＝パワーハウス赤穂、若草町＝が女子４７キロ級で金メダル。２年連続７度目の優勝を飾った。


　バーベル３種目の合計重量を競う競技。福島さんはトータル４７７・５キロ（スクワット１８２・５キロ、ベンチプレス１３０・０キロ、デッドリフト１６５・０キロ）で２位に３２・５キロの大差をつけた。デッドリフト以外の２種目とトータルで５０歳代世界記録を更新した。

　今年７月にアメリカであった４年に一度の国際競技大会「ワールドゲームズ」で日本人女性初の金メダルを獲得。王者として注目される中、コーチの夫・和文さん（５６）と「練習で積み上げてきたことをきっちりやるだけ」と勝ちにこだわって臨み、狙い通りに結果を出した。

　「良いシーズンが送れた」と充実の一年を振り返る福島さん。年明けからベンチプレスの競技ルールが変更されるため、「新ルールに対応したフォーム改造に本格的に取り組む」といい、世界選３連覇へ向けた挑戦が始まる。

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2022年11月26日号(2485号) 1面 (5,000,894byte)
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